栄子さんは隔週の参加なので、2週間に一度、昨日のようにお二人揃っての授業となります。まずは、飲み物や料理の単語の発音をしました。料理の名前は、"omelette aux fines herbes(香草入りオムレツ)、"blanquette de veau" (子牛のブランケット)、"sole meunière" (舌平目のムニエル)、"canard à l'orange" (鴨のオレンジ煮)など、ちょっと長くてややこしい感じですが、お二人共、フィリップの発音する通りに、とても上手に繰り返していらっしゃいました。特に、やっかいなRの発音が、早くも自然な感じで出来ていて素晴らしいです。
意外と難しかったのが"hors d'oeuvre" (オードブル)という単語でした。どうしても、日本語で使われている「オードブル」のように、カタカナ読みになりがちです。実はこれは、"hors de" という「~の外に、~をはずれた」という意味の前置詞と、"oeuvre" という「作品、業績、仕事」という名詞を組み合わせた言葉です。英語なら、"outside of the work" とでも言えるでしょうか。「メインの料理(作品)の外のもの」というわけですね。おまけにVとRがくっついていて発音しにくいので、お二人ともフィリップと、何度もこの単語の発音を繰り返していらっしゃいました。フィリップは、「もし面倒なら"entrée" (アントレ)の方を使えば良いですよ。」と笑っていました。確かに前菜を指す言い方なら、"entrée" (アントレ)の方がずっと簡単ですね。
次に、カフェで飲み物を注文する練習をしました。Yさんは、先週「難しい・・・」と困っていらした"Je voudrais un café, s'il vous plaît!"(珈琲をひとつお願いします!)というフレーズを、今週はすらすらと発音なさるのでびっくりしました。ご自宅での復習の成果が伺えます!ご主人が「明日はフランス語の授業だろう。」と、テキストをYさんに渡して、復習するよう催促なさるのだそうですよ。
さて、カフェで注文をすることができるようになったので、今回はユーロのお札とコインを使って、少し支払の練習もしました。
残念ながら手元にはありませんが、お札にはこの他に5ユーロ、100ユーロ、200ユーロ、500ユーロとあります。10年近くフランスで暮らしましたが、500ユーロ(約66,500円)札にはお目にかかったことが無いと思います。
フィリップはフランを使っていた時代の方が長いので、ユーロで値段を見ても、いまだに頭の中でフランに換算するようです。フランの時代は良かったと、昨日の授業でも嘆いていました。
こんな具合に、AGフランス語会話教室の初級大人グループレッスンは和やかに進み、楽しい栄子さんとYさんのおかげで笑いが絶えません。これからも、少しずつ、着実に、楽しみながら、みなさんとフランス語の日常会話の練習を続けて行きたいと思っています。
フランス語会話教室(グループまたは個人)は、初級・中級・上級、各レベルに合わせ、みなさんのご希望に合わせて随時開講が可能です。ご興味のある方は、どうぞお気軽に、ご都合の良い曜日と時間帯をご連絡くださいね。
Douce France
〒039-1113
青森県八戸市西白山台1丁目10-7
TEL 090-2887-4438
Mami & Philippe Soubré (Yoshizawa)
書いているうちに、ノルマンディのいつものカフェのことを恋しく思う、水曜日のお昼前であります。
0 件のコメント:
コメントを投稿