私たちが選んだのは「メニュー・チボ」で、自家製パン、前菜、パスタ、本日のおすすめパスタ、メイン料理、デザート、食後の飲み物というボリュームでなんと3,500円です!嬉しいことに、前菜、パスタ、メイン料理、デザートは、それぞれ5種類ある中から、自分の好きなものを選ぶことができます。
フィリィップが選んだ前菜「イタリア産水牛モッツァレラチーズとたっぷり野菜の冷たいトマトスープ」
赤いキューブはトマトのゼリーです。10種類近い野菜がこの一皿に入っているそうです。私も味見をさせてもらったのですが、さっぱりと上品な味わいでした。ノルマンディ時代には、このイタリア産水牛モッツァレラが簡単に手に入り、好んで良く食べていたものです。日本で通常市販されているのは牛のモッツァレラですが、水牛のものはコクがあって実に美味しいです。
私が選んだ前菜「ボルチー二茸で締めた八戸産鰆とハーブサラダのカルパッチョ仕立て」
鰆とボルチー二茸という斬新な組み合わせに惹かれました。香り豊かな一皿でした。
ワインは、サービスをなさっている池見オーナーシェフの奥様に相談してから、ソアヴェ・クラシコという白を選んでグラスでお願いしました。ソムリエである奥様のアドバイスはとても的確で、美味しいワインでお料理とのマリアージュを楽しむことができました。
次はフィリップが選んだパスタ「八戸産毛蟹のスープに浮かべたイカ墨の焼きリゾットと炙り真いか」です。
いやはや、これは筆舌に尽くし難い、とびきりの旨さでした。フィリップが惜しそうにほんのひとくちくれたのですが、お皿を奪って食べたい程でした。
とはいえ、私の選んだパスタ「八戸産生うにとトマトの冷たいスパゲッティー二バジリコの香り」も美味しかったですよ。
「本日のおすすめパスタ」は、帆立とほうれん草のラビオリでした。もうこの段階ですでにおなかが一杯だったのですが、ラビオリを半分に切った途端に帆立の香りが広がり、食欲をそそりました。
フィリップがここまででおしまいのつもりでいたので、「これからまだメインが来るよ」と笑いました。二人が選んだのは「本日の鮮魚(平目)と自家製ドライトマト、オリーブの煮込み~アクア パッツァ」です。私はなんだか久しぶりにロゼを飲みたくなり、二杯目にラムーザというワインを選んでみました。
最後のお楽しみ、デザートは二人ともティラミスにしました。軽やかで甘すぎず、最後まで大満足な晩でした。
私たちの自宅でのいつもの晩御飯は、分量的に前菜とパスタ位かと思います。そう考えると、昨夜は本当に良く食べたとお腹をさすりながら唸る、日曜日の朝であります。
イタリア料理カーサ・デル・チーボ
〒031-0823青森県八戸市湊高台1-19-6
電話0178-20-9696
http://www.casa-del-cibo.com/
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