2016年2月3日水曜日

フランスのそば粉で本場のガレットを~聖燭祭の晩に

昨日は、イエス降誕40日後のお祝いの日、"Chandeleur" (シャンドラー:聖燭祭)でした。フランスでは、この日を祝って、クレープを焼いて食べる習慣があります。去年、このブログの「聖燭祭にクレープを」でご紹介したように、日本でもフィリップとその美味しい習わしを続けております。

先月、クリスマス休暇をフランスで過ごして戻ったドゥニーズが、お土産にと買って来てくれた "Farine de sarrasin" (そば粉)を渡しながら、
フィリップに「これで、シャンドラーの日にはお願いね!」と頼んでいました。



その約束を果たすべく、
昨夜は愛用のクレープ用フライパン、準備したガレット生地や材料、シードルなどを詰め込んで、おいらせ町のドゥニーズとミシェル夫妻宅にお邪魔しました。



フィリップが台所でせっせと下準備をしている間、ドゥニーズと私はサロンでのんびり。




ドゥニーズが得意の手仕事で「鬼」を作って見せてくれたりして。その可愛い鬼についてはまた次回ご紹介させて頂きますね。


さて、そうこうするうちにミシェルが仕事から戻り、4人での尽きないお喋りの後、フィリップがまた台所に立ってあつあつのガレットを振る舞ってくれました。ハム、卵、軽く味付けをしたトマト・フリルレタス・マッシュルームのサラダ、ブリーチーズを載せたフィリップのガレットは、まさにフランスの味。みんなで唸りながら食べました。フィリップとミシェルは2枚、ドゥニーズと私はデザートに備えて一枚にしておきました。




ドゥニーズが用意してくれたデザートのクレープは、ラム・シトロン、クァントロー、グランマロニエ・オレンジのゼストの3種類。好みでお砂糖を振りかけたりジャムを塗ったりして、どれも美味しく頂きました。




今年は賑やかで、さらに美味しい聖燭祭となり、大満足でした。私たちの周りをうろうろして、「いつになったらお喋りが止まるの。早く僕をお散歩に連れて行って。」としきりに訴えていたドラコスの情けない顔を思い出して笑う、水曜日の朝であります。



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