2016年7月24日日曜日

幸子さんを乗せ、中世の騎士の馬が走る~Douce France(ドゥース・フランス)フランス中級個人レッスン

先週のDouce France(ドゥース・フランス)フランス語中級個人レッスンに、幸子さんがフランス出版社ラルースの "Les Chevaliers" (レ・シュヴァリエ: 中世の騎士) という本と馬のペンダントを持って来て下さいました。その日、このペンダントトップをテーマに仏作文を書いて来てくださったからです。フィリップと興味深く読み、添削させて頂きました。

騎士の馬をかたどったこのペンダントトップは、3年前の冬、パリのサントノーレのアンティーク店で見つけたものだそうです。フランスのアンティーク店は、魅力的な品物で溢れていたそうです。幸子さんは笑いながら「一日の大半をそこで過ごしてしまいました。」と教えてくれました。

ご覧のように、馬装具に細かい飾りが施されています。しかも馬の首、足、尾が動く様に作られているのです。幸子さんの胸元で揺れる騎士の馬は、生き生きとして見えることでしょう。幸子さんを乗せ、風を切って走る中世の馬が目に浮かんで来ます。

また、中世の騎士の本をめくると、Bayeux(バイユー)のタペストリーについても掲載されており、とても懐かしくなりました。

Bayeux(バイユー)は、ノルマンディーのカルバドス県の一都市で、そこにMusée de la Tapisserie de Bayeux(ミュゼ・ドゥ・ラ・タピスリー・ドゥ・バイユー:バイユー・タペストリー美術館)があります。およそ900年前に制作されたという、ノルマンディ公兼イングランド王ウィリアム1世によるイングランド制服の刺繍絵巻が、長さ70mに渡って飾られており、圧倒されます。何度か見に行ったことがあるのですが、そのたびに新たな発見があり、感動したものです。

幸子さんは、私たちが八戸市に暮らし、Douce France(ドゥース・フランス)フランス語レッスンを始めた頃からの生徒さんの一人です。幸子さんとの個人レッスンについては、以前このブログの「幸子さんとのレッスンは芸術の香り」でご紹介させて頂いたことがあります。

昨日の深夜便でボルドーへ向けて発ったので、今頃はまだ旅の途中です。前日にもレッスンに来てくださり、フィリップと共にホームステイ先のお宅の場所を確認したり、学校までの行き方を調べたり・・・。直前にやっとホームステイ先が決まり、先方のマダムにメールしたものの返事はまだと聞いて驚きましたが、これぞまさにフランス流と言えるかもしれません。良い旅を!そして、楽しく有意義な短期留学となりますようにと心からお祈りしています。お土産話が楽しみです。

さて、レッスン中に馬のペンダントトップを見て思い出し、幸子さんにお見せしたのがこちらです。20年以上前に、フランスで見つけて買った馬の頭のピアスです。とても気に入っているのですが、ちょっと重いのが難点で、長い間使わずにしまっていました。久しぶりにこれを付ければ、私も足取りが軽やかになるかしらと思ったりする、日曜日の朝であります。

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