日曜日の午後、小雨が降ったり止んだりの冴えない天気でしたが、思い立ってフィリップと氣比(けひ)神社までお散歩に出かけました。
おいらせ町にあるこの神社は、馬をまつる神社として古くから有名で、家畜の安全、無病息災を祈願するため、県外からも参拝客が来るそうです。昨日はひっそりとして、鳥のさえずりだけが境内に響いていました。
雨に濡れた天然記念物のカシワの木々が美しかったです。お参りをしてから、境内の一角にある小さな建物の軒先で雨宿りをして、途中のローソンで買ったおにぎり弁当を食べました。運動後に澄んだ空気の中で頂いたせいか、とても美味しく感じましたよ。
氣比神社と言えば、小学生の頃に父の転勤で1年半ほど暮らしたことのある福井県敦賀市のことを思い出します。そこにも氣比神社がありました。東京から初めて、日本海に面する小さな市に移り住み、さまざまな驚きと衝撃を受けたものですが、慣れてからは天国の様でした。兄と川でザリガニ釣りをしたこと、ヒルにはりつかれて泣いたこと、大空を輪を描いて飛ぶとんび、家族で水着のまま出かけた海水浴、夜の海の美しさ、精霊流しの静けさなどが今でも蘇って来ます。
通った小学校の校歌の出だし「気比の松原 海青く」だけをよく覚えています。後はどんな歌詞だっただろうかと、検索してみました。
気比の松原 海青く
輝く希望 よぶところ
大空かけて 舞うトビの
とどろく波に育ちつつ
みんな元気で高らかに
明るい松原小学校
風さわやかに 香りあり
緑の理想 湧くところ
白砂清く 春秋の
さきつく花に 学びつつ
みんな楽しく健やかに
明るい松原小学校
さて、おいらせ町の氣比神社で腹ごなしをして、二人でうろうろとした後、
すっかり満足して、帰路に向かいました。寄り道をしながらの氣比神社へのお散歩は往復7kmでした。
私たちのお散歩については、このブログのこちらでもご覧頂くことができます。無理をせず気ままに歩いていますが、少しずつ距離を伸ばして行けたらと思っております。「気比の松原 海青く 輝く希望 よぶところ」・・・懐かしい校歌を口ずさむ、月曜日の朝であります。
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