ボルドーといえばフィリップの故郷。そんなわけで、前回は幸子さんとボルドー情報を中心にレッスンしたのですが、フィリップがどれだけ饒舌であったかはみなさんにもご想像頂けることでしょう。私もノルマンディで暮らしていた頃、3度ほど一緒に行ったことがあり、フランスの中で特に魅力を感じている都市と言えるかもしれません。
幸子さんとの出発前レッスン準備のため、ボルドーの最近の情報を眺めているうちに、バカラの特別展が開催中であることを知りました。「バカラ、伝説のクリスタル」だそうです。心がときめきます。
場所は、ワイン生産者として名高いBernard MAGREZ(ベルナール・マグレ)氏が所有するChâteau LABOTTIERE(シャトー・ラボティエール)文化研究所だそうです。
大昔、パリにあるバカラ美術館へひとりでふらりと行ったことがあります。まだフィリップと知り会う前のことです。フランス語がまだそれ程よく話せない時代のことで、パリのホテルからドキドキしながら地下鉄に乗り、地図を片手にたどり着いた美術館の扉をわくわくしながら開けたものです。その時の興奮と感動が蘇って来ます。パリのバカラ美術館へは幸子さんも行ったことがあるそうで、ボルドーの特別展にも関心を示していらっしゃいましたよ。
写真上ながら、上質のクリスタルがもたらす優雅で煌びやかな輝きと色に見とれて日常を忘れる、月曜日の夕方であります。
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