お店は細長く奥へと続いています。10名ほど座れるカウンターがあり、その向かいで大将がせっせと串焼を炭焼網に並べていました。まだ比較的早い時間でしたが、すでに奥のお座敷の方までお客さんで賑わっていました。幸いカウンターにちょうと二つ空席があり、腰を落ち着けることができました。
煙がもうもうと立ち込める中、大将が次々に飛び込んでくる注文に即座に対応します。焼く前に串の具に塩をちゃっちゃっとかける手つきに見とれてしまいました。
まずはカルシウム補給。もともと海老の素揚げには二人とも目がないのですが、特にこれは美味しくて、ビールを飲みながらカリカリと楽しみました。
早い、早い、次のぎんなんとししとうも焼けました。
しいたけ、そして牡蠣フライです。
ノルマンディでも美味しい牡蠣を食べることができますが、日本の牡蠣に比べると小ぶりです。我が家では生で食べることが多かったです。また、キャベツですが、フランスのキャベツはとにかくかたいので、生で千切りにして食べられたものではありませんでした。日本のキャベツはやわらかくて甘みがあって本当に美味しいですよね。
お次はアスパラのベーコン巻 です。
そして、うずらの卵と鶏わさです。
鉄分も補給、レバーを忘れてはいけません。
なにしろ美味しくて、まだまだ串焼を続けたいところでしたが、他に是非とも食べて帰りたい「大物」があったのでがまんしました。
他のお客さんたちが頼んだこの焼きおにぎりの、ジュウジュウと焼ける音と香ばしい匂いには降参です。大将が私たちのおにぎりを焼いている時には待ちきれず、まだか、まだかと何度もカウンターの向こうを覗き込んでしまいました。
あるサイト情報によると、すぎやさんでは紀州備長炭を使っているのだそうです。
また、有効期限なしのお客様カードのシステムがあることもこのお店の魅力のひとつです。会計千円ごとにスタンプを1個押してもらえます。20ポイントたまるごとに千円分のお食事券を頂けるそうです。とはいえ、お値段がとても安いので、みなさん、ずいぶんと通わなくてはなりませんよ。
串焼処すぎや
八戸市番丁9－1
電話0178－45－4599
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