全12室の中から私たちが選んだのは、メゾネットタイプのお部屋です。一階に開放的なサロン、源泉かけ流し露天風呂とテラス、
広々とした寝室です。なんとも心安らぐ空間で、お昼寝も合わせて大変良く眠ることができました。
特筆すべきは、お料理です。山人(やまど)では、ありきたりな温泉の食ではなく、フランス8年間滞在のご経験を持つシェフによる、地元の食材を活かした創作料理を頂くことができるのですよ。
山人特製季節のバーニャカウダ
地場産の旬の野菜を生のまま、オリジナルソースをつけてポリポリと。岩魚の塩漬けで作ったというソースが絶品でした。
前菜盛り合わせ
前菜からして盛沢山(温泉ビーフ、ジュンサイのカクテル、トビ茸の煮物、南部かしわの手羽焼き、モロヘイヤの寒天と海老酢味噌掛け)で、嬉しい悲鳴を上げました。南部かしわ 銀雪のしゃぶしゃぶ
新鮮で味わい深い胸と腿肉の薄造りをワカメと共にしゃぶしゃぶで。フィリップはもちろん、地酒も堪能しました。
岩手和牛デミグラスソース煮
ズッキーニの王冠詰め
うーん、個人的には、平凡なデミグラスソースだったのが実に残念な一皿。
西加賀名産 西わらび一本漬け
こんなにも長く美味なるわらびを食べるのは初めて!
白金豚のロースト
カットする厚みや分量を注文できるのが粋なサービス。とろける味わい・・・でも、やはりこのソースが苦手なので、そぎ落として食べました(お行儀が悪くてごめんなさい)。
稲庭よもぎうどん
こちらも、食べられる分量を訊いて頂けたのでちょっぴり。西ワラビ、黄菊、ミズを和えたさっぱりとした味わいで、お腹が一杯だったのにもかかわらず、もっと頼めば良かったと後悔させられるほど。
よもぎクレープ包み
軽く甘さ控えめのデザートと珈琲で締めくくり。あぁ、またもや良く食べました。
翌朝は早起きをして、貸し切り露天風呂へ。
二人でまったりと大自然に溶け込んで入浴・・・極楽でした!
目の前のオニグルミの大木が見事でありました。
その後、朝食もしっかり頂いて。
サービスも申し分なく、本当に大満足なお宿でした。夕食を担当してくださった若い男性従業員のお二人が、なんと六ケ所村出身と仰るのでびっくり。雪景色はどんな風かしら。冬にも是非お邪魔してみたいと至福のひとときを振り返る、日曜日のお昼前であります。
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岩手県和賀郡西和賀町湯川52地割71-10
TEL 0197-82-2222
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