2014年4月14日月曜日

山羊のチーズ「シェーヴル」試食勉強会(前編)

昨日はフィリップと、『山羊のチーズ「シェーヴル」試食勉強会』に参加させて頂きました。

 
 
会場の八戸プラザホテルの最上階にあるレストラン ジュノーさんに到着すると、試食に使われる旬のシェーヴルが並んでおり、うっとりと見とれました。特有の匂いもシェーヴルの魅力のうちです。
 


まず、フランスからお出でになった、ナチュラルチーズ熟成専門カーヴ「チュネルドラコロンジュ」の藤澤祥子さん(メゾンモンス)が、シェーブルの作り方、その作り手の農家のこと、山羊の種類についてなどを説明してくださいました。


とても興味深いお話でした。シェーヴルが大好きで、ノルマンディでもよく農家産のものを食べていたのですが、どんな山羊から作られたどんな種類のシェーヴルなのか、気にかけたことがありませんでした。日本で暮らす今となっては、シェーヴルは貴重品です。これからは、シェーヴルを口にする時には、山羊の種類や、作り手の農家さんのことなどを考えながら食べるようになるのではないかと思います。

さて、試食タイムになりました。ピコドン、クード・ベルジェ、ビュシェット・ドゥ・マノン、ランゴ・ドゥ・サン二コラを少しずつ、藤澤さんの説明を聞きながらじっくりと試食しました。


試食の楽しみはチーズだけではありませんでした!

ワイン:ボルドーの白、ブルゴーニュの白、プロヴァンスのロゼ。
八戸プラザホテルのソムリエ金子さんが選んだ3種類です。口にするシェーヴルの種類によってワインの味が微妙に変わるので面白かったです。全体的に、ロゼとの相性が特に良いように感じました。金子さんのことは、初めてお会いした日のことをこちらで書きました。以来「ムッシューシュゼット金子」とお呼びしています。

パン:ブランジュリーTAKAさんのバゲット、パン・オ・フィグ。
美味しいイチジク入りのパン・オ・フィグとシェーヴルの相性が抜群でした。ブランジュリーTAKAさんの焼くバネットが大好きで、時々買いに出かけています。


ジャム:ジャム工房OTTEさんのいちじくといちごのジャム。
いろいろ試してみたのですが、ピコドンといちごのジャムの組み合わせが一番良かったと感じました。ジャム作り手の栄子さんの意見とも一致したので嬉しかったです。ちなみに栄子さんは、Douce France(ドゥース・フランス)のAGフランス語会話教室の初級大人グループレッスンに来てくださっています。


お茶:てぃーらんぷさんのサービスと監修による西湖龍井茶(中国緑茶)とダージリンセカンドフラッシュ。
お茶とチーズを一緒に頂くのは初めてだったので、とても新鮮でした。ダージリンとシェーヴルの相性が良いので驚きました。隣の席にいらっしゃったてぃーらんぷ代表の山内瞳さんは、紅茶やハーブの出張教室や販売、オリジナルブレンドなどを手がけていらっしゃるそうです。


最後にもう一種類、「プロヴァンス風野菜のティアン」で、シャロレー・アフィネを試食しました。こちらも大層美味しかったです。


この『山羊のチーズ「シェーヴル」試食勉強会』は、(有)ハンドの早狩ご夫妻によって開催されました。とても有意義で楽しい勉強会でありました。様々な山羊の種類について知ったことが面白かったので、明日の後編でご紹介させて頂きたいと思います。こういう、宿題もテストもない、美味しい勉強会であればどんどん参加させて頂きたいと願う、月曜日の夕方であります。

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