2014年12月8日月曜日

赤の額

今日ご紹介するのは、2007年に作った「赤」の額です。このブログでみなさんに時折ご覧頂いている、ノルマンディ時代に楽しんで作ったアートもどきの額の中のひとつです。

 
母の友人のみよこさんから頂いた鮮やかな色合いの着物地に合わせて、「赤」の文字を着物の裏地で作って添えてみました。みよこさんからは他にもとても素敵な年代物の留袖を頂き、ランプや額を作りました。それについては、去年このブログの「みよこさんの留袖で」でご紹介させて頂きました。
 
この派手な「赤」の額に合わせて当時作った、小話のようなものもあります。
 
「赤」が自分の名前を誇る。
「あか…なんていい響きなのかしら!
太陽、炎、ワイン…私の色は綺麗なものばかり!」
 
「そう、そう、その通り!」
満面の笑顔で頷くのは「垢」
 
この額は、当時日本語を教えていたヴィオレットちゃん(5歳)の両親が気に入って買ってくださいました。ヴィオレットちゃんのお父さんであるリオネルとは、以前同じ事務所で働いたことがあります。「赤」は「赤ちゃん」の「赤」でもあると知ったリオネルが、姪のイレーヌちゃん誕生祝いにと選んでくれたのです。後日、名付け親でもあるリオネルが、洗礼式を終えたイレーヌちゃんと額と共に写真を撮って送ってくれました。
 
 
あれから7年が過ぎました。ヴィオレットちゃんやイレーヌちゃんはさぞや可愛いお嬢さんに育ったことでしょう。イレーヌちゃんのお宅ではまだこの「赤」の額を飾ってくださっているだろうかと考えたりする、月曜日の朝であります。


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