2024年6月6日木曜日

フランス留学生たちの手作りクレープに感激

八戸工業高等専門学校でのフランス語夏学期が始まりました。嬉しいことに、先月の春学期最後の授業から、フランス人留学生たちが参加してくれています。

下の写真の向かって左から、Clara (クララ)、Agathe (アガタ)、Arthur(アルチュール)、Manon (マノン)の4人です。


昨日は、日本の学生たちにフランスのクレープを味わってもらいたいと、女子たちが手作りして持って来てくれました。聞けば、なんと、準備や片付けを含め全部で6時間もかけて焼いてくれたそうです。また、フランスと同じ様な小麦粉や砂糖を探すのにも苦労したと笑っていました。

準備も万端、クレープのトッピング(ヌテラ、蜂蜜、砂糖、チョコレートソース、いちごジャム)や紙皿なども揃えてくれていました。ちゃんと手も消毒してくれています。

生徒たちはひとりずつ、自分の希望するトッピングをフランス語で上手に伝えていました。なにしろ40人(4名欠席)もいるので、お好みのトッピングをクレープにのせる留学生たちは大忙し。より早く進めるためにと、途中でアルチュールが追加のスプーンを取りに走ってくれました。

ヌテラ(ヘーゼルナッツとチョコレート風味のスプレッド)を選ぶ生徒が多かったようです。

みんな大喜びで、 « C’est très bon ! »  (とても美味しい!)と食べていました。



おかわりをする生徒たちもいて、大好評でしたよ。


笑顔の絶えない楽しい授業となりました。留学生のみなさん、本当にありがとうございました。

「お礼に日本の食文化をなにか紹介できたらいいよね。」と呟くと、生徒たちの中から「せんべい汁!」という声が上がり、爆笑してしまいました。授業中にそれはちょっと難しいかも!

同年代のフランス人たちと交流できる貴重なチャンスを活かしつつ、これからの授業でも、フランス語を学ぶ喜びを伝えて行けたらと願っております。

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