2016年4月2日土曜日

南郷の洋食交差店 ナンゴ―ニュ

昨日は寒くてどんよりと冴えないお天気でしたが、フィリップとDouce France(ドゥース・フランス)号をとばして、まっすぐ南郷まで行きました。今回のお目当ては「洋食交差店 ナンゴーニュ」という、なんともユーモラスな名前の、交差点脇の洋食屋さんです。


外見はいたってシンプルで、知らなければ見逃してしまいそうでした。そうそう、ここは以前、確か中華料理店だったはずです。去年、新たなる借家探しをしていた頃、このすぐ近くに中庭と暖炉のある魅力的な木造平屋を見つけました。フィリップと、その魅力的な家を見学するために何度か通い、この交差点をたびたび抜けたものです。残念ながら、結局その家とはご縁がありませんでしたが、今ではとても良い思い出です。



ナンゴーニュさんの引き戸を開けると、まさに「洋食屋さん」の空間がほっこりと広がっていました。猫がお好きなのか、あちこちに猫の飾りつけが置いてありました。壁紙にも猫がたくさん。



この他にも座敷の個室がいくつかあり、地元の方たちで賑わっていました。

ランチのメニューは、10種のスパイスを長時間煮込んだ「スープカレー」、牛100%のジューシーな「ステーキ風ハンバーグ」、「ポークソテーのオニオンソース」、「ベーコンのトマトスープパスタ」、「しらすと海老のクリームスープパスタ」、そして「帆立、わかめ、南郷産野菜の塩ガーリックパスタ」と、黒板に手書きされていました。どれも、サラダ、飲み物、自家製のパンが付きます。

しばらく悩んだ末、二人とも「帆立、わかめ、南郷産野菜の塩ガーリックパスタ」を選んでみました。


帆立とわかめ、そしてブロッコリー、きのこ、キャベツなどの新鮮な地元野菜に、香り良いにんにくの味付けがしっかりとされて、実に美味しかったです。具材とパスタの火加減も絶妙でした。

デザートの「南郷産りんごのタルト」「クリームブリュレ」「フルーツティのジュレ」にも惹かれたのですが、おなかがいっぱいで食べられず。また次回のお楽しみにします。

経営なさっているのは、長瀬光司さんと若宮伸さんで、お二人とも南郷出身だそうです。素朴ながら確かな味の洋食屋さんです。それもそのはず、オーナーシェフの長瀬さんは、第1回ご当地イカ料理コンテスト「イカソーメン風冷製パスタ」および第8回八戸前沖さばアイデア料理コンテスト「サバのまるごと旨(うま)味リゾット 炙(あぶ)りサバと旬野菜を添えて」で最優秀賞を獲得なさったことがあるそうです。

「どこからいらっしゃったんですか?」との問いに「三沢からです。」と答えると、お二人は遠くからと驚いて、南郷産のお米を3合プレゼントしてくださいました。店内では、この他にも南郷の食材をいくつか販売なさっていて、地元を愛するお二人の暖かい気持ちが伝わって来ました。


開店からまだわずか5ヶ月。数か月後には、夜の営業も開始なさるそうですよ。

洋食交差店 ナンゴーニュ
八戸市南郷大字島守字梨子ノ久保34-11
TEL 0178-51-6568




さて、今日は朝から夕方までDouce France(ドゥース・フランス)フランス語講座が詰まっています。 ナンゴーニュの若いお二人に負けずに元気にがんばろうと張り切る、土曜日の朝であります。

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