今月もフィリップと、三沢市およびTSUTAYA八戸ニュータウン店 Vida CaféでのDouce France(ドゥース・フランス)フランス語講座レッスンを楽しく開催しております。
今週は中級以上の生徒さんたちと、「語学研修に行ったフランスで、ホストファミリーに初めて会った時」を想定した会話練習をしております。フィリップがホストファミリーになって、フランス人がいかにも聞きそうなことを生徒さんたちに質問していきます。
例えば:
「日本からは良い旅でしたか?」
「はい、ありがとうございます、良い旅でした。」「ええ、快適でした。」「いいえ、もう長くて大変で・・・」など、状況次第でいろいろな答え方ができますね。
「何時間かかりましたか?」「時差ぼけは大丈夫ですか?」などと相手が優しく気遣ってくれたらなおさら、ちゃんとなにか返事を伝えたいものです。
「日本のどこから来たんですか?」
残念ながら「青森です。」と答えても、ほとんどわかってもらえないと思います。よほどの親日家でない限り、東京、京都、大阪などの大都市以外はあまり知らないのです。
「それは日本のどのあたり?」と訊き返されて、「日本の北の方です。」と説明しようものなら「あぁ、北海道ですか!」なんて言われかねません。やっぱり地図上で「ここです。」と指してあげるのが一番かもしれません。
その後にも「気候はどうですか?雪は降りますか?」「そこから東京まで何時間かかりますか?」など、いろいろなことを聞かれることでしょう。なにしろ大半のフランス人は、何にでも興味津々で質問が大好きなのです。
「フランス料理は好きですか?」
生徒さんたちはみんな「大好きです。」と答えてくれました。さて、その後には決まって「どの料理が好きですか?」という質問が待っていることでしょう。中級グループレッスンの栄子さんは「え~と、カスレと、牛肉の赤ワイン煮と、ブイヤベースと・・・」とすらすらと料理名がフランス語で出てくるので感心してしまいました。「料理名がよくわからない・・・」と困ってしまった個人レッスンの生徒さんには、フィリップが「『全部好きです!』と答えるのが簡単でいいかも!」とアドバイスするので笑いました。そういえばフィリップは、日本で「和食は好きですか?何が好きですか?」と聞かれるとよく「ゼンブ!」と答えております。
「朝食には何を食べたいですか?」
朝食のメニューはすでに決まっているかもしれませんが、親切なホストファミリーならこんな風に尋ねて柔軟に対応してくれるかもしれません。冗談が通じそうな人なら「ごはんとみそ汁と焼き魚お願いします。」なんて言ってみると面白いかもしれません。
「休暇はどれくらいありますか?」
フランス人にとってバカンスはとても重要です。日本人はほとんどバカンスが取れない可哀そうな国民と思っている人が多いようです。フィリップもその一人でしたが、日本で暮らすようになって、祝日が多いことに驚いています。ですから、休暇数を答えた後に「でも、日本はフランスより祝日の数が多いんですよ!」と教えてあげるといいかもしれません。さらに「何の祝日がいつあるんですか?」と詳細を聞かれた時に備え、説明できるようにしておくと良いかもしれませんね。
まだまだいろいろありますが、きりがないのでこの辺で。中級以上の生徒さんたちは、すでに頭の中にたくさんのボキャブラリーや文法が詰まっています。これからも間違いを恐れず、どんどん話してみて、ネイティブとのフランス語会話を自由に楽しんで頂きたいと思います。初心者の方たちも、自己紹介や簡単な挨拶や会話文を通して、生き生きとしたフランス語に挑戦していらっしゃいますよ。
さて、今日も午後からTSUTAYA八戸ニュータウン店 Vida CaféでのDouce France(ドゥース・フランス)フランス語講座レッスンに向かいます。生徒さんたちとの日仏交流を楽しみにする、水曜日の朝であります。
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