2013年12月13日金曜日

マルセイユ住民から見たフランスの地図

先日こちらで、パリジャンの目から見たフランスの地図というものをご紹介しました。フランス風ユーモアは、時には行き過ぎで、日本人が眉をしかめてしまうようなものがありますが、今回のユーモアを見てくださった方たちから、「いかにもパリジャンらしい。」「爆笑した。」などの反響を頂いて嬉しかったです。

さて、ではプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏の、フランス最大の漁港都市マルセイユの住民から見ると、フランスの地図はどうなるのでしょう。今回もCartesFrance.Frのサイトからの引用です。青字で和訳を入れながら、ひとりでまた大笑いしてしまいました。

La carte de France vue par les Marseillais (CartesFrance.Fr)

自分たちは「首都」なのだそうです。そして自分たちの少し北に横線をまっすぐに引き、下は「南」、上は「北」、北フランスを切り離して「北極」扱いしています。また、「北」の宿敵パリを円で囲って「馬鹿」呼ばわりしています。

もちろん、これはフランス人特有のユーモアによって作られた地図で、全部のマルセイユ住民がこのように考えているというわけではない・・・と願います。

この地図に添えて、マルセイユ住民を描写して次のようなことも書いてありました。
- ピーナッツをつまみながらパスティス51で乾杯する。
- サッカーチーム、オリンピック・マルセイユのサポーターである。
- 唯一、決して見逃してはいけない試合は、対パリ戦であることを知っている。
- 道路は、どこでも、いつでも、自分の好きなように横断する。
- 運転している時、通行人が、どこでも、いつでも、自分の好きなように横断するのに腹を立てる。
- 信号が青に変わって2秒経っても前の車が発進しないと、クラクションを鳴らす。
- 話すフレーズの中に必ず「この野郎」「馬鹿野郎」などの言葉が入る。
- 頭上にちっぽけな雲を見つけただけで落ち込む。
- アビ二ヨンはすでに北極だと思う。

「北極」のリール市出身の友達フランソワーズが、マルセイユのことを「あそこはフランスではないの。」と断言していたことを思い出します。

次回、また別の地域から見たフランスの地図について書いてみたいと思います。マルセイユ住民から見たら間違いなく「北極」であろう八戸市は、先ほどまで降っていた雪が止んだようです。一面真っ白です。寒さに負けず、また食材を求めてDouce France号で出かける、金曜日の昼下がりであります。
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