2013年12月11日水曜日

パリジャンの目から見たフランスの地図

以前、「フランスの地図いろいろ」で、フランスのお天気予報、人口密度、県などを表わすいくつかの地図をご紹介しました。これらの地図を掲載しているCartesFrance.Fr というサイトで、ちょっと面白いものを見つけました。パリジャンの目から、フランス全体はどう見えているかという、ユーモアたっぷりの地図です。青字で和訳を入れてみました。地図をクリックすると拡大してご覧頂けると思います。

La carte de France vue par les Parisiens (CartesFrance.Fr)

フランスの地図に赤で境界線を入れ、パリとその周囲のごく狭い地域は「家」、その他を取り巻く内陸の地域は「田舎者」、ブルターニュからバスノルマンディ地域は「アルコール中毒」、プロバンス、アルプス、コートダジュールなどの地域は「嘘つき」、ロレーヌ、アルザスなどの地域は「鬱病」など、好き勝手なことを言っています。バカンスに海水浴やスキーにでかける地域は「海岸」「スキー」と、その目的を果たす場としてしか考えられていないようです。

もちろん、これはフランス人特有のユーモアによって作られた地図で、全部のパリジャンがこのように考えているというわけではありません。

この地図に添えて、パリジャンを描写して次のようなことも書いてありました。
- 3部屋借りるのに2,000€(約28万円)払うのは当たり前だと思っている。
- アパートに少なくとも50のWifi接続の可能性がある。
- 信号が赤の時でもクラクションを鳴らす。もしかしたら進んでくれるかもしれないし。
- 犬の糞を見ずに巧みにかわすことができる。
- 地下鉄の300の駅名を暗記している。
- バトームッシュに乗ったことはなく、エッフェル塔に最後に上ったのは6歳の時。
- テラスのコカコーラに12€(約1680円)払う。

生粋のパリジャンである知人のセドリックに初めて会った時、住んでいるところを聞かれ、ノルマンディと答えたら、「え、あのノルマンディ!?」と驚きの声を上げられたことを思い出しました。「あそこは牛しか居ないかと思っていたけれど・・・。」と茶目っ気たっぷりに言われ、「羊も居ますよ。」と答えて大笑いをされたものです。

このサイトには、ノルマンディ、ブルターニュ、マルセイユに暮らす人たちから見たフランスの地図などもあります。なかなか傑作なので、またの機会にご紹介したいと思います。

天気予報によると、今日の最高気温は7℃、最低気温は0℃だそうです。随分冷え込んで来ました。これから本格的に長い冬が始まるのだと実感する、水曜日の朝であります。
このブログを多くの方に見て頂けるよう、ぽちっとご協力よろしくお願いします! にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 八戸情報へ ←Please click here!

0 件のコメント:

コメントを投稿