2015年4月12日日曜日

ブリジットの作品「日本の夏祭り」

ノルマンディの心の友ブリジットが、彼女が手がけているパネルの3枚目「日本の夏祭り」が完成したと写真を送ってくれました。木目込みの要領で、木の板に自分でモチーフをデザインし、そこに着物の端切れを丹念にはめ込んだ作品です。

 "Fête d'été au Japon" par Brigitte A.
 
見事な力作と共に詩も送ってくれたので、10年以上前に彼女たちと一緒に見たねぶた祭の様子を目に浮かべながら訳してみました。
 
笛、三味線、琴、太鼓の音に
祭りの衣装のひだを寄せ
それぞれが足並みを揃えて舞い遊ぶ
着物の袖を風になびかせ
列になったり輪になったりして踊る
子供たちは手に手に米菓や丸餅や
風に回る青、橙、緑の小さな風車を携えて
海面に並んで浮かぶ山車の華やかな色々
パチパチと煌く花や星の大花火
子供も大人も微笑み喜びに目を輝かせ
大地の恵みを願い感謝して踊って祝う夏
これ程素晴らしく自然を称える術は他にはない
 
ブリジットの詩からは、繊細で感性豊かな彼女の世界が伝わって来ます。私の下手な和訳からも同じ様にみなさんにそれが伝わりますように。
 
ブリジットの一連の作品については以前、このブログの『ブリジットの作品「弘前の秘密の花園」 』で一枚目を、そして『ブリジットの作品「奥入瀬の秋」 』で2枚目の作品をご紹介させて頂きました。最後の一枚は冬バージョンだそうです。その作品の完成を待ち遠しく思う、日曜日の朝であります。
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