八戸友達の早狩昌幸さん・吏絵さんご夫妻と4人で席に落ち着き、まずはわくわくとメニューに目を通し、その充実ぶりに驚きました。こんなに食べ切れるかしらとちょっぴり心配になった程です。
広い会場は約180名の参加者たちで埋め尽くされ、舞台脇に設けられた大画面に映像が流れ・・・そして遂にジャン・シュルピス氏と東北シェフたちが登場し、拍手喝采。日仏のシェフたちがそれぞれご挨拶の後、コースを始める前に、わかりやすくお料理の説明をしてくださいました。
さぁ、まずは東北シェフたちによるアミューズ盛り合わせから。シャンパンと共に、一品ずつ、ゆっくりと味わって頂きました。
写真向かって左より、
-「ホテルメトロポリタン仙台」渡邉副総料理長による
雲丹とカリフラワームース モンサンミシェル産ムール貝と塩竃産藻塩のジュレ
-「ホテルメトロポリタン盛岡」狩野西洋料理料理長による
滝沢産イワナのスモーク 二子里芋
-「ロレオール田野畑」伊藤オーナーシェフによる
岩手鴨と田野畑イモクレープ、香茸のソース
-「八戸プラザホテル」須田西洋料理料理長による
ボタン海老のババロア ハーブソース
-「ホテルメトロポリタン盛岡」狩野西洋料理料理長による
佐助豚のパテ、どんぐりクルート マイクロリーフ
お料理を頂きながら、大画面に映し出される厨房の様子を生で見て楽しむこともできました。この日のために東京のレストランからお手伝いに出て来た期待の料理人一真さんが写るたび、フィリップと応援しました。とてもいい顔をして活躍していたので嬉しくなりましたよ。八戸市ビストロ ポ・デタンの三浦シェフの姿もよく見えました。
前菜はシュルピス氏による、帆立貝 オゼイユとバニラのソース。オゼイユは、日本ではスイバと呼ばれているとても酸味の強いハーブです。その魅力を十二分に生かしながらバニラと合わせたソースは絶品。見た目はシンプルながら、さすがは2つ星シェフと唸ってしまう一皿でした。
魚料理は東北シェフたちによる、秋あじのコンフィ、根セロリのピュレ、三陸あわび、八幡平シャンピニオンのデュクセル。
次に東北シェフたちによるアバンデセール。デザート前のデザートですね。岩手県産りんごのキャラメリゼ ヴァローナグアラナのムース・・・うっとり。
そして最後は、シュルピス氏によるデザート、マンゴー パッションフルーツ、サフランとビスキュイ・サボア。繊細で美しいデザートに、しばし見とれました。見かけはもちろん、食感といい、味わいといい、最高でした。
吏絵さんたちとお喋りをしながら、結局お料理はすっかり頂いてしまいました。フィリップは、料理はもちろん、ワインも大変美味しかったと感激していました。美味しそうに飲むせいか、ソムリエの方がいろいろなワインを注ぎに来てくださっていましたよ。
お食事の後、シュルピス氏と東北シェフたちが会場を回ってくださいました。シュルピス氏は女性たちに大人気で、写真をねだられて動きがとれず、なかなかこちらへ来てもらえませんでした。種差海岸での出会い以来、今回の再会をとても楽しみにしていたフィリップは待ちきれず、「ジャン!」と声をかけに席を立ちました。
シュルピス氏はとても喜んでくださって、二人のお喋りが始まりました。
期待の料理人一真さんとも再会することができてとても嬉しかったです。今後の彼の活躍がますます楽しみ!
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