農家手作りそば～七戸町婆古石（ばっこいし）

昨日は、フィリップが日曜大工に必要な細々としたものを買いに、七戸町に先月オープンしたコメリホームセンターへ二人で出かけました。帰りにお昼ごはんを食べようということになり、大急ぎで携帯で検索して見つけた、婆古石（ばっこいし）という変わった名前のお蕎麦屋さんへ行ってみることにしました。

ナビに従ってどんどん田舎道を進み、本当にこんなところにお店があるのかと心配になり始めた頃、道路沿いにひらひらと風になびく旗が見えました。驚いたことに駐車場には車がいっぱい。

「どこ？え？ここ？」とフィリップときょろきょろして、民家のような佇まいのお店を見つけてわくわくと入りました。

地元の農家の方たちが、村おこしのために始めたお蕎麦屋さんなのだそうです。自家栽培した蕎麦を石臼で挽いて、全て手作り。メニューは、素朴に「もりそば」「大もり」「おにぎり」「そば餠」のみなので、迷う心配はありません。私たちは「もりそば」と「大もり」を一枚ずつ注文して、他のお客さんたち同様におとなしく待ちました。

おなかが鳴り始めた頃、ようやくありつけたそのお蕎麦の美味しかったこと！

二人でもりそばと大もりを等分に分け合って食べたのですが、風味が良く、つるつると喉ごしも心地良く、あっという間に平らげてしまいました。お漬物もすこぶる美味しかったです。

婆古石（ばっこいし）そば
上北郡七戸町山屋119-2
TEL　0176-62-3305
土・日・祝日のみ
11時～15時

真冬には閉まるという婆古石（ばっこいし）さん。待っている間にも、食べている時も、ひっきりなしにお客さんが行き来していました。その理由は、食べてみてよくわかりましたよ。唯一の難点は、正座が苦手なフィリップが床に座らなくてはならないこと。こんな時のために、愛車の新Douce France（ドゥース・フランス）号に座椅子を常備しようかしらと考えながらにやける、月曜日の朝であります。

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