席に付くと、フィリップが茶目っ気たっぷりに、窓際に飾られていた鉢を勝手に手に取り "Bonne fête maman!" (ボンヌ フェット マモン!)と母に渡すので笑いました。
それを母がすかさずフィリップに「お誕生日おめでとう!」と渡し返したので、フィリップは予想外のリアクションに大笑い。フィリップにはしょっちゅうからかわれているので、あっぱれ、我が母も慣れたものです。
私たちは今月のランチ新メニュー「本日鮮魚のムニエル春アサリのスープ仕立て」を選び、とても美味しく頂きました。
そして、食後に三人でお喋りをしていると、なんと平林シェフから嬉しいサプライズが!
「結婚記念日」と書かれた美しいデザートプレートをプレゼントして頂き、感激しました。Facebook 友達でもある平林シェフは、このDouce France(ドゥース・フランス)ブログを毎日のようにご覧下さっているので、昨日が私たちの結婚記念日だったことをよくご存知で祝ってくださったのです。
浅草出身の母は、大森出身の平林シェフにお会いするたび話が弾みます。長年叔父家族が住んでいた大森は、母にとって所縁のある地だからかもしれません。
一人暮らしの母のことをいつも思っているのですが、近くに居ながらあまり会いに行けず、なかなか親孝行らしいことができずにいます。母の日に、美味しく穏やかなひとときを一緒に過ごせたことをじんわり幸せに感じる、月曜日の朝であります。
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