ジャナン家とのご機嫌な再会

月曜日、つがる地球村でのキャンプからお昼頃に自宅へ戻り、荷物の片づけをして、ほっとしたのも束の間、二人でばたばたと、今度は買い出しに出かけました。フランスからバカンスで日本へ遊びに来ていた友達のジャナン家が、晩ごはんに来てくれる予定だったからです。

フィリップが大急ぎで自家製パンを焼き、主に青森県産の野菜を使って、ズッキーニ・赤ピーマン・モッツァレラなどの前菜、

そしてメインにはアスパラガス・グリーンピース・サーモンのパスタと、簡単ながら心をこめておもてなしをしました。

時間がなかったので、デザートはハーゲンダッツのアイスクリームというていたらくでしたが、気は心。懐かしく心嬉しい時間を共に過ごすことができて幸せです。

振り返れば、ヴァンサンが技術支援のため日本へ赴任となり、フランスから家族と共に青森県に引っ越して来たのは17年ほど前のこと。ゴヤヴという名の、穏やかな大型犬も一緒でした。確か、長男のマルタンは小学生、次男のルイはまだ2歳でしたよ。それから数年の日本滞在後、ノルマンディへ戻った彼らとあちらで最後に会ったのは、15年ほど前の夏だったと記憶しております。

我が家での再会では、マルタンとルイの成長ぶりに目を見張り、過ぎた年月を思い知ることとなりましたが、ヴァンサンとミレイユ夫妻は昔から全く変わっていませんでした。お互いに近況を報告し合ったり、思い出話をしたりして、夜遅くまで会話が弾みました。

ジャナン家の今回の日本旅行では、東京から広島、宮島、京都などを巡ったそうです。その上、はるばる青森まで北上してくれて感激です。またいつか、今度は懐かしのノルマンディで再会を果たすことができたらと思ったりする、水曜日の晩であります。

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