2022年7月10日日曜日

パリジャンの目から見たフランス地図

ここのところ、ブログ記事は煤(すす)だらけですが、データ解析のページを開くと、最近多くの人たちに読まれた人気投稿TOP10の中に、なぜか2013年に書いた「フランスの地図いろいろ」が入っていました。

それで思い出したのは「パリジャンの目から見たフランス」という、ユーモア満載な地図のこと。フランスのサイトCartesFrance.Fr で見つけ、同じ頃にこのブログでご紹介したことがあるのですが、楽しいので再投稿させていただきます。

さて、パリジャンの目からフランス全体はどう見えているのでしょうか。(青字で和訳を入れております。)
La carte de France vue par les Parisiens (CartesFrance.Fr)

フランスの地図に赤で境界線を入れ、パリとその周囲のごく狭い地域は「家」、その他を取り巻く内陸の地域は「田舎者」、ブルターニュからバスノルマンディ地域は「アルコール中毒」、プロバンス、アルプス、コートダジュールなどの地域は「嘘つき」、ロレーヌ、アルザスなどの地域は「鬱病」など、好き勝手なことを言っています。バカンスに海水浴やスキーにでかける地域は「海岸」「スキー」と、その目的を果たす場としてしか考えられていないようです。

もちろん、これはフランス人特有のユーモアによって作られた地図で、全部のパリジャンがこのように考えているというわけではありません。

この地図に添えて、パリジャンを描写して次のようなことも書いてありました。
- 3部屋借りるのに2,000€(約28万円)払うのは当たり前だと思っている。
- アパートに少なくとも50のWifi接続の可能性がある。
- 信号が赤の時でもクラクションを鳴らす。もしかしたら進んでくれるかもしれないし。
- 犬の糞を見ずに巧みにかわすことができる。
- 地下鉄の300の駅名を暗記している。
- バトームッシュに乗ったことはなく、エッフェル塔に最後に上ったのは6歳の時。
- テラスのコカコーラに12€(約1,700円)払う。

フランス在住時代、生粋のパリジャンである知人のセドリックに初めて会った時、住んでいるところを聞かれ、ノルマンディと答えたら、「え、あのノルマンディ!?」と驚きの声を上げられました。「あそこは牛しか居ないかと思っていたけれど・・・。」と茶目っ気たっぷりにからかわれたので、「あら、羊も居ますよ。」とやり返して、大笑いをされたものです。

おまけの写真はもちろん・・・

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