このように、まるごとぼたりと落ちて、やがて地面で朽ちていきます。枯れた花びらは、まるでキャラメリゼされたようになり、かなり見苦しいのです。
大汗をかきながら、あたり一面に散ったナツツバキを無心で拾い集めました。
そんな私を探すように、煤(すす)がニャルソック。窓越しに冷めた目でこちらを見て「あたちと遊ばないで何やってるの?」と言っているかのようでした。
最近は慣れてだんだん本性が現れて来て、怒られるとわかりつつ、わざと蘭の根を噛んでみせたりして。
なにしろ、今はまだ毎日すすに付き合っているだけであっという間に時間が過ぎてしまうので困りもの。
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