2016年2月8日月曜日

今年も豊作を祈ってお座敷えんぶり~国登録有形文化財田中家にて(前編)

南部町Galleryたなか1890のみつこさんが声をかけてくださり、今年もフィリップと国登録有形文化財田中家でのお座敷えんぶりを見る機会に恵まれました。お座敷えんぶりについては、去年初めて触れた時の感動を、このブログの「お座敷えんぶり~国登録有形文化財田中家にて」前編後編に書き留めております。

積雪はないものの、底冷えのする零下の日曜日でした。風邪をひかないようにお屋敷の奥の方でおとなしく、お囃子に耳を澄まし、福地村福田上えんぶり組のみなさんの到着をお迎えしました。

八戸えんぶりは、稲作一連の動作を表現した躍動感溢れる舞と賑やかなお囃子の素晴らしい民俗芸能のひとつ。見ているうちに、いつの間にか自分も一緒に豊作を祈っていることに気付きました。

今年は胸の高鳴りを抑えて、写真を撮るのは少し控えめに、じっくりと厳かな気持ちで鑑賞しました。敬愛するみつこさんが椅子を用意してくださったので、フィリップも畳で足を痛めることなく、快適に見せて頂くことができてとても有り難かったです。

まずは可愛い子供たちの祝福芸です。





お祖母さんの康さんと共に「家族と一緒に楽しむフランス語~Douce France(ドゥース・フランス)フランス語レッスン」に通ってくれている芽生ちゃん(下の写真左)の登場に、「待ってました!」と、フィリップと大喜びしてしまいました。



また少し大人になって、ダイナミックな踊りになんともいえない可憐さが加わって・・・見ていて、思わず涙がこぼれそうになりました。



今年はもう少しお姉さんたちの、稲刈りを表現した舞もありました。合間に南部弁での台詞も入り、興味深かったです。


その後、参加者のみなさんと共にお食事を頂きながらの楽しいひととき、そして大人の方たちによる祝福芸へと続きました。それについては明日の後編にて。お披露目の後の芽生ちゃんに会えた時のフィリップの嬉しそうな顔を思い出してにやける、月曜日の朝であります。



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