東京での滞在最終日、ホテルをチェックアウトしてからリムジンバスまでの時間つぶしに、また少し新宿をぶらぶらとすることに。とはいえ、なにしろ人が多く、そのうえ新宿駅周辺はかなり入り組んでいるので、慣れない私たちにとっては複雑で厄介でした。
前日の晩ごはんの後に、兄夫妻と4人でお喋りの続きをしたカフェの入っている建物がとても素敵でした。NEWoMan(ニュウマン)という新しい複合施設だそうです。人混みをかき分けてなんとか駅の反対側へ出て、そのおしゃれなスポットを改めて覗いてみることにしました。
しばらく2人で感想を言いながらウィンドーショッピングをして、目の保養をするだけで十分満足。大して歩いてもいないのにすっかり疲れてしまい、お昼前だったのですが、落ち着いたところでひと休みすることにしました。そこでNEWoMan(ニュウマン)の一角に偶然見つけたのがJanice WONG(ジャニス・ウォン)のデザートバーです。
デザートバー
東京都新宿区新宿4-1-6 NEWoMan(ニュウマン)1F
Janice WONG(ジャニス・ウォン)と言えば、シンガポールが生み出した新進気鋭の女性パティシエ!食の専門家の投票により順位が決まる「アジアのべストレストラン」のデザート部門で、2013年と2014年にアジアの最優秀パティシエ賞を獲得しているそうです。日本にも彼女のお店があったなんて!と大喜びで入ってみました。もちろんJanice WONG(ジャニス・ウォン)は居ませんでしたが、彼女のレシピをひとつひとつ丁寧に仕上げて行くシェフたちの手元を間近に見て楽しむことができ、実に興味深かったですよ。
私たちが堪能した「おすすめの3品のコース」をご紹介しますね。「ノンアルコール・ペアリング3グラス」も選びました。それぞれのお料理に合わせた飲み物と知っては試さずにはいられません。
まずは1杯目の、ラズベリー、シャンパンビネガー、グレープフルーツ、トニックのドリンク。燻ったタイムが浮かべてありました。
一緒に頂いた一皿目は、「無花果のサラダ~リコッタチーズクリームとポートワインソースで秋を味わう」(茄子、無花果、フレッシュリコッタクリーム、ポートワインソース、パルメザンチップ)。
次に登場したのは、南瓜と味噌ともち米が織りなすアートのような一皿(焦がし赤みそ、もち米、ローストパンプキン、発酵豆腐、源寿泉アイスクリーム、オリーブオイルパウダー)。Janice WONG(ジャニス・ウォン)自身が厳選した、岡山県産もち米と熊本県産まぼろしの赤味噌を使っているとか。
それに伴う2杯目は、なんと奥八女ほうじ茶。確かに合う、合う!
そして最後は「パープルチェスナッツ」(栗のフォンダン、和栗とカシスのクリーム、ラベンダーマシュマロ、ラベンダー液体窒素)。とろりと溶け出す暖かい栗のクリームと、冷たいラベンダーの液体窒素の組み合わせの妙。
そして、それと一緒に頂いたのが、洋梨、大葉、グレープフルーツのとろりとした食感のドリンク。
最初から最後まで、驚きと喜びに満ち、若きパティシエの遊び心満載で、うきうきとするようなデザートコースでありました。この他にも、デザート5品コースや、アルコールペアリング3グラスもありました。アラカルトもいくつかあり、どれもこれも芸術的で美味しそうでした。あぁ、いつの日にかまたとうっとり夢見る、水曜日の朝であります。
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こんにちは。
返信削除NEWoMan...初めて知りました。早速調べたところ 興味深々♫ これからの季節は 特に美味しいスイーツ&コーヒーに目がないので(笑)近々出掛けてみようと思います(^^)
takaさん、ボンソワール☺️ご訪問ありがとうございます!
返信削除スイーツは是非ともこのジャニス・ウォンのバーへ!コーヒーと言えば、ブルーノートも入っていて興奮しました。