私たちが暮らす薪だらけの家のキッチンの天井には大きな天窓があります。明るくて気持ちが良いものの、先月フィリップが「ここから熱が逃げてしまうから塞ごう!」と言い出しました。
えぇぇ、塞ぐのぉ?と最初は抵抗があった妻ですが「ほら、お兄ちゃんが注文して送ってくれて、八戸の家の吹き抜けに張ったあれ、あれで塞いでみようよ。」と説明され、あぁ、あれでならいいかも!と安堵しました。
八戸市在住時代の賃貸二階家は、庭も間取りも広くて魅力的だったのですが、なにしろ寒い家でした。玄関とリビングの天井が大きな吹き抜けなのでなおさらで、家中あちこちに買い足した4台の灯油ヒーターの熱はどんどん逃げ、室内が適温になることは困難で、寒がりな私にとって冬は苦痛でありました。
その当時、東京から兄が八戸市へ訪れて、そうと知って帰宅後に注文し、送ってくれたのがこちらの商品です。
プロ機材ドットコムより透過型ペーパームラバック
撮影用の背景に使う不織布なのですが、天井の吹き抜けにこれを張ってみるいいよと。フィリップがさっそくやってみると、実に断熱効果がありました。光を通すので室内が暗くならないし、埃がたまれば張り直すことができ、重宝したものです。
というわけで、新たに注文して先月張ってみたキッチンがこちら。白が売り切れだったので、フィリップがエメラルド色を選びました。
天窓の開口部に横木を3本取り付けて、3x6mの紙を強力なホッチキスでガシガシと留めて行き、最後にカッターで開口部のサイズに切り揃えました。
おかげで熱が逃げにくくなり、しかも毎日青空なキッチンになりました。床下全面に土間コンが打ってあり、床暖房もあるので、幸い寒い作りの家ではないのですが、なるべくエコに、そして電気・灯油代をあまりかけずに暮らせるよう、工夫しながら生活していきたいと思っております。
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