2014年8月14日木曜日

パリの日本語情報誌OVNI(オヴニー)

火曜日の晩に帰省中の一真さんと晩御飯を食べながら、あれこれお喋りをした時に思い出したのが、パリの日本語情報誌OVNI(オヴニー)のことです。ノルマンディに暮らしていた時代、機会があると、パリの日本食材店や日本書籍店などでこのOVNIをもらって来ては、隅々まで読んだものです。何しろ、日本語なのが嬉しくて。フランスだけでなく、ベルギー、そして数に限りはありますが日本の一部でも配布されているそうです。

ウェブサイトOvninavi.comの方はどこに居ても無料で見ることができて便利です。2009年からは日本国内限定携帯サイトも開始した位ですから、フランスに興味のある方たちはすでによくご存知かもしれませんね。


ニュース記事やパリのグルメ情報、エキスポやコンサート情報などと共に、私がいつも興味津々で見ていたのが賃貸・求人欄です。

賃貸物件は、パリにアパートを借りる予定があるわけでもないのに、部屋の広さや値段を見ては「これは高すぎる」「これは結構清潔そうだし良いかもしれない」などとつぶやきながら、楽しんでいました。

求人欄を真剣に見ていた職探しの時代もありました。「一般・その他」と「飲食業」の欄があり、求人は結構あるものだと驚いたものです。パリは土地柄、人の出入りが激しいのかもしれませんね。何年かぶりに今朝、求人欄を覗いてみました。昔同様、労働ビザを持っている人という条件付きの求人が大半ですが、中には短期・長期の学生ビザの人、あるいは日本からの問い合わせが可能などというものもあります。いずれはフランスで働きたいと考えていらっしゃる方は、前もっていろいろと情報を見ておくと、何か参考になるかもしれません。

この便利な情報誌OVNI(オヴニー)発行人の小沢君江さんは、1972年にフランス人のご主人と共に渡仏なさったそうです。1974年発行当初は「でふね・いりふね」という名の有料新聞で、小沢さんが小型和文タイプライターで一文字ずつ打って作成していらっしゃったそうです。出せば出すほど赤字が蓄積していったのだそうですが、5年後にOVNI(オヴニー)と改名し、求人や募集広告、不動産情報、各種レッスン情報などを取り入れることで広告媒体として現在の成功を収めたそうです。1965年早稲田大学仏文科卒で、翻訳家としても活躍なさっている方だと知りました。

久しぶりにOVNI(オヴニー)を見てなんだか刺激を受ける、木曜日の朝であります。

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