2014年11月22日土曜日

鶴帰る

今日ご紹介するのは、2012年の2月にノルマンディで作った「鶴帰る」の額です。母の叔母が生前に普段使いにしていた半幅帯を広げ、切り絵した鶴を自由に飛ばして載せ、画材屋で見つけたちょっとシックな額に入れてみました。


この額に合わせて当時作った、詩のようなものもご紹介します。

「長い年月茶箱に閉じこもり、
しっかりと折目のついた渡りの鶴、
興奮する黒鶴たちの歌声に誘われ、
寝ぼけたその頭をもたげ、
固まった足を伸ばし、
しわくちゃの羽を広げた…
渡りの鶴はようやく帰る。 」

この頃、すでにフィリップと日本へ翌年移住することを考えていました。そのことを意識して作った「鶴帰る」の額は、フィリップの兄パトリックとナヌー夫妻が、ブルターニュから遊びに来た時に気に入って買ってくれました。二人から頂いたお金は、東北を応援する気持ちを込めて2012年4月30日に日本赤十字社へ寄付させて頂きました。

大好きなパトリックとナヌー夫妻にもすっかりご無沙汰してしまっています。いつか二人で日本へ遊びに来てもらいたいと願う、土曜日の午後であります。
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