田んぼを眺める その８ ～新居での毎日の楽しみ

前回こちらでみなさんにもご覧頂いた、我が家の目の前に広がる美しい田んぼ。その黄金色の絨毯をいつ頃刈るのだろうかと、ずっと楽しみにしていました。そして金曜日の朝・・・外の車の音を聞きつけて窓から覗いてみると、作業服を着て鎌を手に数名の女性たちが、せっせと稲刈りを始めていましたよ！

しばらく経ってから、興味津々で外へ出てみると・・・

おや？田んぼの道沿いの真ん中あたりと、

四隅だけがこのように四角く刈られていました。

もう農家の方たちは引き上げてしまったようだったので、フィリップと眺めて、どういうわけでこんな風に刈ったのだろうと考えました。私たちの予測では、稲刈機を中央の刈り取った穴からスタートさせ、四隅の穴に向かってぐるりと刈るのではないかと思うのですが、さてどうでしょうか。プロの方たちや、農作業を良くご存じの方たちに笑われてしまいそうですね。

そしてなぜか、今日もまだこの状態のまま。フィリップが「稲刈機の順番待ちをしているのでは？」と神妙な顔をして言うので笑いましたが、確かにフランスでは、いくつかの農家が高額な農機をお金を出し合って買い、順番で使うようなことがあるようです。

今日こそは本格的に始まるかしらと、窓越しの景色から目が離せない、日曜日の朝であります。

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