窓辺にへばりついて、毎日真剣にニャルソックしている煤(すす)。鳥たちを見つけると、一丁前にクラッキングする様子がなんとも可愛いのですが、毎回チャンスを逃し、なかなか映像に収めることができずにおります。
さて今日は、ノルマンディ時代に暮らした海のそばの小さな白い家を訪れた鳥たちの思い出です。羽ばたきしながら、クチバシで台所の窓をこつんこつん。なんとも不思議な訪問者たちでありました。
2010年03月02日
3月に入って、先週の悪天候が嘘のような気持ちのよいお天気が続いている。先月27日、28日に欧州西部を襲った暴風雨により、フランスでも45名の死者が出たそうだ。ニュースを見れば、チリの大地震、ハイチの津波被害など、天災による被害の悲惨なレポートが続き胸が痛む。それゆえ、余計に穏やかな朝を迎えられることを幸せに思う。
さて、最近、毎朝我が家に訪問者あり。8時頃から、こつん、こつんと台所の窓を叩くそのお客様は雀大の小鳥たちだ。
なぜこつん、こつんとやるのか、さっぱりわからない。
なぁに?なんのご用?
だから、なぁに?ってば。
近づくと逃げるけれど、何度でも来る。
羽ばたきして、何時間でもこつん、こつんと窓をノックしている。 台所だけではなく、寝室にもやって来てこつん、こつんとやる。
最初のうちは面白がっていたのだが、窓が汚れるのが難だ。羽ばたきしながらフンもするようで、外側の窓枠もばっちい。先月窓をピカピカに掃除したフィは、レースのカーテンを吊るす案を真剣に考え始めているが、庭を広く見通せる快感は捨てがたい。
引き寄せる何かがあるのだろうか。それで思い出したのが、小学生の頃のこと。真ん中の穴の両端をセロテープで少し塞いだ5円玉を前歯に当て、ツーツーツーと息を吐く。何かで読んだ通りに、ベランダでそれをやってみたら、なんと雀がこちらへ向かって飛んで来た。仰天して、半泣きで慌てて部屋へ逃げ戻ったのを覚えている。
すす「鳥さん、ガラスに映った自分を敵だと思って攻撃してるのかもにゃん。すすは鏡に映っているのが自分だって、ちゃんとわかってるから見惚れてるのにゃん!」
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