昨日はフィリップと、南部町のGalleryたなか1890さんへ出かけました。お目当ては「大人のお気に入り」〜野崎弘子さんの裂織作品と、ラリアさんの真珠アクセサリーの展示会です。
お庭の一角で、クリスマスローズたちが小首を傾けて出迎えてくれました。美しい季節の訪れを実感することができました。
Galleryたなか1890さんに伺うたび、手入れの行き届いた素敵なお庭、そしてどっしりと歴史を感じる国登録有形文化財田中家のお屋敷に魅了されてしまいます。
かつてフィリップと共に訪れた、Galleryたなか1890さんの展示会については、このブログの
にて、綴っております。
(上記の各タイトルをクリックすると、それら展示会の記事へと飛びますので、お時間のある方はご覧くださいませ。)
今回もiPhoneで気ままに写真を撮って来ましたので、ご紹介させて頂きますね。
まずは、野崎さんによる裂織の作品の数々から。
古い布が長く丹念な手仕事を経て現代的に生まれ変わっています。どれも独特の趣があり、とても素敵でした。
母が昔、裂織を習って、自作のコースターやクロスを何枚か使っていたので、裂織には一層親しみを感じます。今回の展示会には母もと楽しみにしていたのですが、残念ながら風邪を引いてしまい、一緒には行けませんでした。昔、ゆずりはで見つけて買い逃してしまった野崎さんのリュックサックが今でも気になっているんですって。また工房へ出かけてみたいそうです。
さて、真珠アクセサリーの展示スペースにはラリアさんご自身もいらっしゃり、久しぶりにお会いすることができて嬉しかったです。ラリアさんはGalleryたなか1890のみつこさんと和勇さんの古くからのお友達で、私たちは去年のお座敷えんぶりや、館鼻岸壁朝市でお会いしたことがあります。真珠のお仕事には、なんと18歳の頃から携わっていらっしゃるそうです。
初対面の時にフィリップが「まるでタヒチの人みたい。」と言ったことから、我が家では勝手にラリアさんを「ムッシュー・タヒチ」と呼ばせて頂いています。そのことをお伝えすると、よくそんな風に言われると笑いながら、ウクレレを取り出して一曲弾いてくださいました。
ちょっと小さくて見えにくいかもしれませんが、ラリアさんの魅力的な真珠のアクセサリーも、写真でご紹介しますね。
私は今回、むかし母からもらった黒真珠のロングネックレスを引っぱり出してつけて出かけました。ラリアさんやみつこさんに褒めて頂いて嬉しかったです。
このネックレスに合うピアスが欲しいとずっと思っていました。展示会には素敵な既製品がいろいろありましたが、好きな粒に金具を付けてピアスにすることも可能とのこと。フィリップが私のネックレスの真珠の色に合わせ、ちょうど良い大きさの粒を二つ選び、ラリアさんに託しました。出来上がりがとても楽しみです。
会場には他にもいろいろ、目を惹かれるものがたくさんありましたよ。いつもながら、とても見応えのある展示会でした。
みなさんも是非おでかけくださいね!
「大人のお気に入り」
裂織 野崎弘子 真珠 ラリア
4月10日(日)まで
11時~18時(最終日16時まで)
南部町(旧福地村)Galleryたなか1890
Galleryたなか1890さんへ出かけるお楽しみは展示会だけではありません。敬愛するみつこさん、和勇さん、みつこさんのお母様にお会いでき、またそこで出会ったお客様たちを交えてお喋りすることが嬉しいのです。今回は、Galleryたなか1890さんで何度かお会いした赤坂さんと、また偶然再会することができました。珈琲やお茶を頂きながら、みなさんと織物、映画、音楽、文学など、多岐にわたる分野について、日本とフランスを比べてお喋りをして、楽しいひとときでした。
そうそう、たなかさん宅に仲間入りした3兄弟の猫のうち、梅ちゃんが登場してくれました。すっかりご家族に馴染んで安心しきっている様子で、可愛くてたまりませんでした。
お客様にもおとなしく抱っこされて。
また、帰りにみつこさんからお土産を頂いてしまいました。吉野葛の春らしいお菓子です。
昨夜、さっそくフィリップと頂いた時のほんのりと甘く上品な味わいと、Galleryたなか1890さんでの至福のひとときを振り返る、土曜日の朝であります。
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