エビスビールでほろ苦きのこリゾット〜フィリップのおうちごはん

昨晩は、フィリップが大好物のきのこのリゾットを作ってくれました。数種類のきのこ入りリゾットに、フィリップお手製チップスがのっかっていましたよ。一枚はオーブンで焼いたパルメザンとアニス・ヴェール、もう一枚はフライパンで作った粒マスタードのチップスです。両方を順番にサクサクととスプーンで砕きながら、リゾットと一緒に食べました。ビール特有の苦味が程よく効いて、なんとも味わい深く、いつものリゾットとはまた違う魅力がありました。

苦みの秘密はと言えば答えは簡単、ビールです。普段リゾットには白ワイン、または時たまシャンパンを使っていますが、今回はフィリップが趣向を変えて、エビスビールを注いで作ったのです。彼は日本のビールの大ファンですが、中でもエビスのシリーズには目がありません。手製のほろ苦きのこリゾットを食べながら、「さすがエビス、いい味が出たな！」とご機嫌でしたよ。ワインやシャンパンに比べて安上がりなのもいいですよね。

日本のきのこを炒めながら、フィリップはしきりにフランスのきのこを恋しがっていました。たしかに食感が良いだけでなく、風味のある素晴らしいきのこがたくさんありました。そういえば、フランスで見られるきのこについて、以前このブログのこちらでご紹介したことがありますよ。

格別美味しかった昨晩の一皿を振り返り、私の愛しい料理人に感謝する、水曜日の朝であります。

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