Douce France(ドゥース・フランス)フランス語講座中級グループレッスンの昌江さんが、家庭菜園で収穫なさったジャガイモをたくさんプレゼントしてくださいました。北海黄金、男爵、とうやの3種類だそうです。どれもどっしりとして大変立派なのでびっくり!
昨夜フィリップが、この昌江さんの素晴らしい北海黄金を使って、"Choucroute"(シュークルート)を作ってくれました。最近、ひょんなことからシュークルートの話題が出て、以来フィリップに「食べたい!」と訴えていたのです。昌江さんのジャガイモを見て、作る気になってくれたようです。
シュークルートと言えば、ドイツやフランスのアルザス地方が主流の、キャベツの酢漬けザワークラウトに数種類のソーセージや豚肉を入れるものが有名ですよね。ですが、私とフィリップがより好むのは、"Choucroute de la mer" (シュークルート・ドゥ・ラ・メール:海のシュークルート)の方です。
「フランスならば、オマール海老やムール貝を入れるのに!」とぶつぶつ言いながらも、青森県産帆立、鮭、真鱈で作ってくれました。
鮭と真鱈は、鍋型スモーカーを使って桜のチップで燻製にしました。一般的な海のシュークルートではあり得ませんが、風味が変わって面白いかなと思ったそうです。また、ドイツ製のキャベツの酢漬けは、大好きなエビスビールで火を入れ直していました。酸味を和らげるためだそうです。フィリップの遊び心満載、実に繊細で美味なる海のシュークルートになりましたよ。
そして、昌江さんの北海黄金の美味しさたるや!本来はフレンチポテトに適したジャガイモだそうですが、こんな食べ方にも適していましたよ。昌江さん、本当にありがとうございました!
また、アルザスのリースリングは、ソースに使った残りをフィリップが食事と共に楽しんでいました。私は飲めず、なんとも残念でしたが、がまん、がまん。赤ワインならまだしも、私のオンボロ心臓に白ワインは禁物です。
青森の海のシュークルートを食べながら、フィリップとフランスで最後にシュークルートを食べたのはいつだったかという話になりました。彼の覚えている限り、それは3年以上も前、HÔTEL LES FUCHSIAS(ホテル・レ・フシア)だったのではないかということです。このブログの「フクシアの思い出」に綴ったことのある、魅力的な港町のレストランです。懐かしさで胸がいっぱいになります。
さて、昌江さんのジャガイモはもちろん、以前三沢市の人気パティスリー La France(ラ・フランス)の木村パティシエから頂いた数種類のジャガイモもまだ随分あります。これらの美味しいジャガイモを使って、フィリップが次に何を作ってくれるかと楽しみにする、金曜日の朝であります。
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