この遊歩道を最後に歩いたのは、もうかれこれ16~17年前になるでしょうか。現在二十歳を過ぎた甥っ子が、まだ幼く可愛くて、麦わら帽子と虫取り網がよく似合った頃のことです。
昔と全く変わらぬ景色の中に、もしやとオハグロトンボを探すと、居ました、居ました!写真の中央辺りに写っているのをご覧頂けますか?
こちらの写真でよく見ることができます。羽全体が真っ黒で、雄はおなかが緑色に輝いています。メスはおなかも黒いそうです。
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なんとも魅惑的なこのハグロトンボたちが、まるで道案内をしてくれるかのように私たちの前をゆらゆらと舞い進んでいました。ハグロトンボと短歌の道しるべを追って、景色を楽しみながら二人でゆっくりと歩きました。
猛暑が嘘のように涼しくて、寺山修司の歌碑まであっという間・・・。
この歌碑正面からの小田内沼の眺めが最高でした。
気持ち良くお散歩をして涼んだ後に、寺山修司記念館へ入りました。初めて訪れたフィリップも、大変興味深いと喜んでいました。
世界的にも有名な寺山修司。数々の作品が仏語訳版でも出版されており、フランスでも結構知られているようです。もうすぐやって来るフィリップの娘たちと一緒にこの短歌の小径を歩き、青森県から生まれた「言葉の錬金術師」寺山修司の記念館を案内するのを楽しみにする、月曜日の朝であります。
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