2015年12月29日火曜日

昌江さんから頂いた宮坂醸造真澄純米あらばしり生原酒

先週、昌江さんが「どうぞ、こちらのあらばしりも是非お味見してみてください。」と、真澄純米あらばしり生原酒をプレゼントしてくださいました。昌江さんは、TSUTAYA八戸ニュータウン店 Vida CaféさんでのDouce France(ドゥース・フランス)フランス語中級グループレッスンの生徒さんのおひとりです。このブログの「陸奥八仙 吟醸あらばしりシルバーラベル無濾過生原酒」をご覧くださったそうです。

先日、フィリップとその栓をわくわく開けてみました。まずは香りの良さに驚きました。味はさらに素晴らしく、生原酒にしてはさっぱりとしてキレが良く、とても上品で最高に美味しいです。


長野県諏訪市宮坂醸造が生み出した極上の酒を、さまざまなお料理と共によく味わって楽しませて頂いております。この蔵元さんは、英語ばかりでなく、なんとフランス語でもHPを作っていらっしゃるんですよ。おかげでフィリップもJunmai Arabashiriをよりよく知ることができます。

宮坂醸造のこのHPを眺めていて、ずっと昔にフランスで純米大吟醸「山花」を味わったことがあるのを思い出しました。記憶力の悪い私がなぜ覚えていたかと言うと、フィリップの次女エマがその文字をまねてお習字で書いたことがあるからです。昔の日記とアルバムを探してみると、ありました、ありました。思わず吹き出しながらも、懐かしさで胸がいっぱいになりました。


私たちがクリスマスにプレゼントした小さなお習字セットを、エマが初めて使って書いたものです。2008年のことですから、まだ10歳だったんですね。

興奮気味のエマに「正座をし、姿勢を正して、神経を集中させて墨を摺る。お習字はここから始まるのだ!姿勢が悪い、姿勢が!」 とやり、さて何を書かせようかと見まわして、前夜にフィリップと味わった美味しい日本酒の外箱を見つけたわけです。なんとも不真面目な継母ですね。

宮坂醸造HPより

「山を書く時には雄大な山を、花を書く時には美しく優雅なお花をイメージするんだよ。」と言うと、エマは「うん、わかった。」と神妙に頷き、遠い目をしてなにやら想像していました。10回のおけいこの後に合格と、手作りしたエマ判子「笑」を押してあげると大喜びをしたものです。

昌江さんに感謝しつつ、幼かったエマとの思い出に笑う、火曜日の朝であります。

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