余興の「マグロの解体」で見事なマグロが登場するや、会場がどよめき、料理を食べる手を止めて大勢の人たちが写真撮影に集まりました。
フランスでも、日本のマグロ初競りの様子がニュースで流れたりするので、フィリップは「マグロ解体」をテレビでは見たことがありました。実際に目にするのは初めてだったので大喜びで、そばに寄って何枚も写真を撮っていました。
ダイナミックで惚れ惚れするような包丁さばきに、二人で見とれました。終了後、席に戻ってふとお寿司のコーナーを見ると、さばいたばかりのマグロを求めて長蛇の列ができていました。出遅れたので、もう私たちの口には入らないだろうと半ば諦めていたところ、同じテーブルに座っていらっしゃった和井内光一さんがいつの間にか、美味しそうなマグロのお刺身が盛られたお皿をすでに手にされており、私たちにも笑顔ですすめてくださいました。思いがけず美味しいマグロを味わうことができたことはもちろんですが、見ず知らずの私たちに気さくに声をかけてくださったことが嬉しかったです。
和井内さんは、八戸市でペットショップ「サニー」を経営、主に金魚や熱帯魚の販売や水槽レンタルなどをなさっているそうですが、実は以前はマグロ船に乗っていらっしゃったそうです。80歳とお聞きして驚きました。「『生きている』のではなく、自分は、自然や動物たちに『生かされている』と思っている」という言葉が印象的でした。漁師時代のお話をお聞きすることができて、この「ふるさとの料理を楽しむ会」がより一層楽しいものになりました。会の終わりには、和井内さんとは旧知の仲という八戸プラザホテルの中川原俊雄社長、そしてパティシエール料理長の畑中淳さんと共に記念写真を撮らせて頂きました。
左から中川原社長、和井内さん、フィリップ、畑中料理長
いつの日かフィリップと、白銀のペットショップ「サニー」さんに遊びに行きたいと思ったりする、月曜日の朝であります。
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