小さな回転扉を通ると、そこには140年の歴史を感じさせられる格調高い空間が広がっていました。
このブログをご覧くださっている人の中には、ご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが、館内の様子や目に留まったものなどを少しご紹介させて頂きたいと思います。
メインダイニング前の階段の手すりについていたこの奇妙なランプは、創業以来ホテルを照らしているそうです。
こちらのランプは1907年(明治40年)頃からのものだそうで、当時は各部屋に置かれていたそうです。外国からの要人を迎えるにあたり、調度品に贅を尽くしたのですね。
この象の飾りは、東照宮の彫刻を模して作られました。当時、日本にはまだ象が居なかったため、幕府の御用絵師が聞いた話を元に描いた画を下絵に彫刻を作ったと知りました。
夜になって雨が激しくなりました。外出は億劫になり、晩御飯はこのダイニングルームにて。
4人で、大正時代のカレーのレシピを再現した「100年カレー」を食べてみましたよ。
フィリップと私はビーフ、マリオンとエマはチキンカレーを選びました。結構美味しかったです。デザートにはゆずのシャーベットを。こちらは最高でした。
ダイニングルーム内の装飾や調度品、食器なども興味深く、きょろきょろしてしまいました。
こちらは、明治後期から昭和にかけて使われていた食器類だそうです。
さて、今朝はこれから、同じダイニングルームにて少しのんびりと朝食を頂いた後、仙台へと向かいます。あちこちで台風第8号による被害が出ているようですが、みなさんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか。私たちも仙台まで無事にたどり着けますようにと願う、金曜日の朝であります。
みなさんのおかげでまた首位に返り咲くことができました。本当にありがとうございます。今後共ぽちっとご協力よろしくお願いします!
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