2014年7月28日月曜日

南郷サマージャズフェスティバル2014(後編)

昨日の「南郷サマージャズフェスティバル2014(前編)」に引き続き、今日は後編を綴ってみたいと思います。

第4部でテイク6が登場すると、会場は興奮に沸き立ちました。私と同じく、テイク6をご存知ではなかった方のために、ネットで見つけた写真を掲載させて頂きますね。


「アカペラ・コーラス・グループの最高峰」と賞賛されているこのテイク6ですが、失礼ながら、個人的にはあまり期待していませんでした。ところが、彼らの歌声が聞こえてくるや、その完璧で厚みのあるハーモニー、踊るように心地の良いリズムやテンポに引き込まれました。ユーモアたっぷりのパフォーマンスに笑い、野外ステージに集まった観客のみなさんと共に身体を揺らし、時には一緒に口ずさみ、とても楽しかったです。

また、最後には八戸市民合唱団体である「八戸メンネルコール」「プリマヴェーラ」「西園スウィングジャズバンドと英会話教室カンガルークラブ」「ワンファミリー」と一緒に、テイク6が東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」(岩井俊二作詞・菅野よう子作曲・編曲)を歌ってくれました。

「花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう」

何とも心に染みる共演でした。

その素晴らしいステージの後には、デビット・マシューズらによる第5部の演奏が残っていたのですが、ここまでですでにフェスティバルを満喫してしまった感があり、4人で帰路についたのでした。

南郷カッコーの森エコーランド場内にはいくつもの屋台が出ており、大して並ぶことなく食べ物や水分の補給をすることができました。会場の近くに駐車場も充分に用意されており便利でした。フェスティバル実行委員会の方たちや、ボランティアの方たちはさぞや大変だったことでしょうか。

マリオンとエマにとっては初めての野外フェスティバルでした。足元を大蟻たちにうろうろされ、大騒ぎをしていました。彼女たちが大蟻と格闘している間、実は私は隣の中年男性に辟易していました。他にも場所はあるのに、狭くて充分なスペースが無い私の横に、ほとんど無理やり「すみません」の一言もなく横柄に陣取りました。演奏の最中に日本酒やビールを盛んに飲み、常に食べ物をがさごそとやり、山盛りのごみ袋をこちら側に押し出して来たりもしました。その上、団扇を振り回し、私の目の前にまで・・・。こちらが迷惑していることに気付きつつ、まるでわざとやっているかのように思えました。マリオンとエマとの思い出をぶち壊すようなことをしたくなかったので、睨み付けるだけに留めてがまんしました。あの無礼な中年男性から団扇をもぎ取り、頭から思い切りビールを浴びせてやるところを想像してみたりする、月曜日の朝であります。

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2 件のコメント:

  1. りんごママ2014年7月28日 15:33

    こんにちは。南郷ジャズ、お天気に恵まれ大盛況でしたね。
    いつもブログを拝見していて、お料理教室楽しそうだなぁと思ってます。

    南郷へいらっしゃるのは知ってましたが、私たちのちょうど前の方に
    お姿をみつけていましたよ!

    うちの高2の長男も、take6を目当てに聴きに行きました。
    素晴らしい歌とパフォーマンスでしたね。
    私は独身時代に、何度も日野さんのコンサートやライブに行ってました。
    ますます若い感覚の日野さんの演奏を聴いて、何とも言えない気持ちでした。

    これからも楽しく読ませていただきますね!!

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  2. りんごママさま、

    こんにちは!いつもブログご訪問ありがとうございます。とても嬉しいです。
    そうですか、南郷で!!!
    本当に素晴らしかったですね。
    日野さんの昔からのファンでいらっしゃったのですね。
    あんなに気さくで面白い方だとは思いませんでした。
    息子さんが頼もしいですね。歌はお父さんより上手かしら(笑)

    今後共どうぞよろしくお願いいたします。

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