康楽館に近づくと、色とりどりののぼりが賑やかに出迎えてくれ、胸が躍りました。
外観は、正面がアメリカ木造ゴシック風、
そして側面は純和風で和洋折衷です。明治43年(1910年)落成だそうです。建物はほぼ建築当初のままと知り驚きました。その時代に飛躍的な発展を遂げた、小坂鉱山の厚生施設として建てられたのだそうです。
館内見学の前に、しばらくの間、上演中の常打(じょううち)芝居「天空の魚影」を2階席で覗くことができました。十和田湖ひめますの生みの親、和井内貞行とその妻の物語だそうです。フィリップは台詞が理解できずとも、役者さんたちの生き生きとした演技を興味深く眺め、雰囲気を楽しんでいました。
その後、黒子のガイドさんと共に、切穴(すっぽん)と呼ばれる本花道下の役者をせり上げる装置や、奈落(ならく)と呼ばれる舞台下の回り舞台のしくみなどを見学しました。
康楽館HPより
芝居上演中のため、楽屋は見学できずに残念でした。その壁には、明治時代からの役者たちの落書きがたくさんあり、若き頃の平幹二朗、仲代達矢、東野英二郎などのものも見ることができるそうです。
そうしているうちに上映中の芝居が終わり、明かりのついた一階の芝居席に入り、さきほど下を通って見学した本花道や、
康楽館HPより
舞台や座敷席を見ることができました。
母は以前、俳句のお仲間たちと歌舞伎を観に来たことがあり、是非もう一度訪れてみたいと思っていたそうです。楽しい蔦温泉小旅行の締めくくりに、一緒に康楽館を見学することができて嬉しかったです。
母に教えられて、フィリップとすぐそばに建つ小坂鉱山事務所も見ました。明治には、日本一の鉱山を誇るシンボルであったそうです。今回は建物内を見学しませんでしたが、いつかまた機会があれば。
一部がレストランになっているようですよ。
さて、今回が蔦温泉小旅行シリーズの最後となります。ブログには、あのことやこのことと、書きたいことがたくさんたまっています。明日からもみなさんにお付き合い頂けますようにと祈る、金曜日の朝であります。母は以前、俳句のお仲間たちと歌舞伎を観に来たことがあり、是非もう一度訪れてみたいと思っていたそうです。楽しい蔦温泉小旅行の締めくくりに、一緒に康楽館を見学することができて嬉しかったです。
母に教えられて、フィリップとすぐそばに建つ小坂鉱山事務所も見ました。明治には、日本一の鉱山を誇るシンボルであったそうです。今回は建物内を見学しませんでしたが、いつかまた機会があれば。
一部がレストランになっているようですよ。
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