ボジョレー・ヌヴォー2015

昨日ボジョレー・ヌヴォー解禁を迎えましたね。みなさん、なにかお試しになりましたか？我が家では、手近でフィリップが選んだ一本をお味見してみました。

せっかくなので、プジョー社のアンピトワイヤーブル（情け容赦のないグラス）を引っぱり出して来ました。フィリップの予想通り、しっかりとした味わいで、なかなか美味しかったですよ。グラス効果もかなりあるかもしれません。

感染させてしまったのか、フィリップは鼻をぐすぐすとさせてあまり体調が良くありません。風邪薬の代わりだなどと笑いながら、じっくりと味わって楽しんでいました。私はなめる程度でしたが、年の一度のお祭りの日に、二人静かに、さまざまな思いを込めて乾杯することができて嬉しかったです。

ところで、「ルイ・ジャド　ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール」と見ても、ワイン通には程遠い私はぴんと来ませんでしたが、フィリップに「ほら、ほら」とコルクを見せられてあぁ！と大喜びしてしまいました。私が大昔に旅行で訪れたことのある、ブルゴーニュ地方ボーヌという美しい町で生まれたボジョレーでした。

ボーヌの町については、こちらでその魅力をご覧頂くことができます。別名「神の宿」オスピスの神々しい景色が、今でもはっきりと目に焼き付いております。いつの日にか、今度はフィリップと一緒にあの地に立つことはできるかしらとぼんやり考える、金曜日の朝であります。

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