もちろん、室内の飾りつけはハロウィン一色。フランスから遊びに来て滞在していたお友達や、近所の日米カップルのお友達と一緒に、前日にジャック・オ・ランタンを作ったそうです。みんなそれぞれ表情豊かで、怖いというよりは笑いを誘いました。
お料理やデザートもハロウィンにちなんだものばかり。その一部をご紹介しますね。
彼女のイマジネーションと行動力には、知り合ってから15年経った今でも、本当に感心させられてしまいます。
さて、カトリックの国フランスでは、どちらかと言えばハロウィンは軽視されがちですが、子供たちは仮装を楽しんだり、お菓子をもらいに家々を回ったり。今年のドゥニーズとミシェル宅でのハロウィン・パーティでの写真で思い出したのは、フィリップの次女エマがまだ8歳の時のこと。ドゥニーズとミシェル夫妻も私たちもノルマンディに暮らしていた頃です。
ハロウィンの午後、エマは
「ね~ね~、マミィ、あたしも仮装した~い」
「ね~ね~、パパ、なんでうちはハロウィンやんないのぉ?」
「ね~ね~、パパ、お菓子もらいに行きた~い」
と、まわりをうろうろして執拗におねだり。
あまりのしつこさに、いい加減げんなりして来たところに、ドゥニーズからパーティへのお誘いの電話が。
残念ながらフィリップは夜勤の予定だったのですが、長女マリオンと3人でお邪魔することにしました。
そうと知るとエマは大興奮で、
「ね~ね~、マミィ、骸骨の服着てもいい?」
「ね~ね~、マミィ、魔法使いの仮面作ろうよ!」
「ね~ね~、マミィ、どうする、どうする?」
なんだか静かになったと目を上げると、つんつるてんになった昔の骸骨の衣装を無理やり着て、満足そうに立っていました。そこで私は「わかった、わかった」と、ある箱を少しもったいぶって引っぱり出して来ました。その2年ほど前に、暇に任せて手作りした、猫の仮面、しっぽ、手のセットでした。それを見た時のエマの感嘆と喜びの表情・・・今でも忘れられません。
こうして、ドゥニーズとミシェルのフランス宅ハロウィン・パーティで大はしゃぎをしていたエマ猫と、妹を呆れ顔で見つめていたマリオン。あれから9年、二人とも成長したものです。しっぽを振り回して走り回っていたエマを思い出して笑う、火曜日の朝であります。
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