香港では、なにしろよく歩きました。地下鉄「佐敦」（ジョルダン）傍のホテルから、彌敦道（ネイザンロード）を海に向かって下り、ビクトリア・ハーバーまで、片道約40分でした。歩道をまっすぐに歩くことができればもう少し早く着くと思うのですが、人混みを避けてうねうねと歩かなくてはならなかったのです。歩きながら画面の大きな携帯電話で、ゲームをしたり、画像を見たり、メールを打ったりしながら、ほとんど前を見ずにのろのろと歩く人が多いので驚きました。
時には、そんな繁華街のど真ん中にある九龍公園（カオルーンパーク）を寄り道しました。総面積は14ヘクタールで、スポーツ施設、博物館、植物園などを併設した都市型公園だそうです。
熱帯植物が植えられたエリアがありました。ここからは高級マンションのザ・ビクトリア・タワーがよく見えました。某不動産屋情報によると、このマンションの賃貸価格は毎月約30万円～60万円（２LDK～３LDK、管理費税金込）だそうです。クラブハウス、ジム、スイミングプール、キッズルーム、サウナ室などの設備が整っているようですが、それにしても高いですね。
亀の棲む池と東屋のあるエリアは、中国庭園だそうです。
この奥では、集って太極拳をする人たちをたくさん見かけました。
名前はわからないのですが、こちらの花がとても綺麗でした。
百鳥苑では、何種類もの鳥たちを観察することができます。
この九龍公園（カオルーンパーク）は、市民がゆったりと過ごす憩いの場になっているようでした。ごく一部だけしか歩くことができなかったのですが、私たち観光客にとっても、喧騒を離れてほっとすることのできる公園でした。
相変わらず二人でごほごほと咳をする、月曜日の昼下がりであります。
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