八戸と久慈の間で特別運行されているTOHOKU EMOTION （東北エモーション）という名の列車です。外観はシンプルですが、実は夢のようなレストラン鉄道なのです。
先月上京の折、新幹線の中で読んだJR車内サービス誌で知って以来とても気になっているのですが、3月までの予約はすでに完売だそうです。特定日に一日一本限りの運行です。この列車に乗るための東京からのツアーが大人気の様なのです。この列車のおかげで、東京方面から三陸や八戸へ足を伸ばす観光客が増えるのは嬉しいですね。
八戸駅からの行きの列車は11時05分頃発車し、久慈駅に到着する12時52分頃までの間、お食事を頂きます。車両は次の2車両のうち、どちらかを選ぶそうです。
コンパートメント個室車両
オープンダイニング車両
4月から9月までのお食事は、岩手県のレストランL’auréole（ロレオール）の伊藤オーナーシェフによるメニューだそうです。
また、ワイン、珈琲、紅茶、ソフトドリンクなど、飲み放題だそうです。
復路は久慈駅14時20分発、八戸駅到着の16時05分頃まで、今度は列車内でデザートを楽しむことができます。同時期のデザートは、ホテルメトロポリタン盛岡の熊谷シェフによる担当だそうです。
こちらも、珈琲、紅茶、ハーブティなどが飲み放題だそうですよ。
車窓からの景色を愛でながら、東北の食材を活かしたご馳走を楽しめるとは、なんとも贅沢ですね。絶景ポイントでは、列車が徐行運転をしてくれるそうです。食べるのに夢中になって絶景を見逃すこともないので安心ですね。
移動するための交通手段としてだけでなく、乗ることが目的となる素敵な列車です。いつの日にか、是非乗ってみたいと思います。赤絨毯を通り、このレストラン鉄道に乗り込むところを想像するだけで幸せな気分となる、月曜日の朝であります。
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