2014年3月23日日曜日

映像で観るパリ・オペラ座(ガルニエ宮)の天井画

ル・モンド紙のネット版に、パリ・オペラ座の天井画の映像が紹介されていました。大迫力で驚きました。こちらでご覧いただけます。

ご存知の方も多いと思いますが、オペラ座の天井画はマルク・シャガールによるものです。残念ながら私は、オペラ座でオペラやバレエを楽しんだことがないのですが、何度か見学に入り、大階段、幕間に観客たちの集うロビー、そしてバルコニー席から見るホール内部などをうっとりと眺めたものです。中でも、バルコニー席からこの天井画を見上げるのが好きでした。

 
少しでも天井画に近づこうと、バルコニーから身を乗り出し、背伸びをして見上げるのですが、なかなか良くは見えません。写真もこれが精一杯でした。今回の映像で、細部まで良く見ることが出来て感激しました。
 
この映像は、Freeway Drone(フリーウェイ・ドローン)という会社が、オペラ座内でドローンを飛ばし、22時から朝の8時まで一晩かけて撮影したものだそうです。ドローンとは、無人のラジコンヘリ型ビデオカメラとでも言えるでしょうか。


 
オペラ座の天井画を撮影したドローンは、今回特別に作られたもののようですから、上の写真とはまた違うタイプのものだと思います。どの位の大きさの、どのようなドローンが使われたのか、気になります。
 
何度も繰り返しこの映像を眺めながら、今度オペラ座へ行けるのはいつのことだろうかとぼんやりとする、日曜日の午後であります。
 
  
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