ちょっと急なお誘いで、あまり大したことはできなかったものの、フィリップが前菜からデザートまで、感謝と応援の気持ちをこめて作りました。
食前酒は、フィリップがシェイカーを振り、お得意のジンフィズをご用意しました。生のレモン果汁と粒々果実が爽やかで美味しいと、一真さんのグラスはあっという間に空になりました。
前菜にご用意したのは、烏賊のカルボナーラです。八戸の烏賊をパスタ代わりに使うという大胆な発想です。一真さんは、この組み合わせに驚きながらも、「美味しい!」を連発して食べてくださいました。
一真さん撮影
選んだワインとのマリアージュもぴったりで、3人でいろいろとお喋りをしながら、愉快に飲みました。
さて、メインは、スペイン産の兎のマスタード焼きです。「え?ラパン?」と、一真さんの瞳が輝きました。兎肉を食べるのは初めてとのことでした。しかもマスタードが大好きだそうなのです。
一真さん撮影
とても喜んで、骨をしゃぶって綺麗に平らげてくださいました。料理をしたフィリップにとっては最高の食べ方です。
フィリップが時間をかけて選んだ、赤ワインとのマリアージュも最高でした。一真さんは、実は赤ワインが苦手で、今まではほんの少ししか飲むことができなかったのだそうですが、このワインはグラスになみなみと一杯、実に美味しく飲めたと感激してくださいました。
グリーンサラダの後、デザートは林檎のクラフティです。
シンプルながら、ラム酒がよく効いたデザートです。見せたがりのフィリップは、料理やデザートに愛用しているラム酒の瓶まで出して来ました。
お土産に、最近Douce France(ドゥース・フランス)で取り扱っている、伝統と伝説のサリスドベアルヌの塩をプレゼントさせて頂きました。
一真さんのこの手のポーズは、八戸プラザホテルのソムリエ、金子さんの真似だそうです。私とフィリップは、クレープシュゼットで素晴らしい演出をしてくださった金子さんのことを崇め、彼を「ムッシュー・シュゼット金子」と呼び始めました。
お喋りが尽きず、賑やかな食卓は真夜中過ぎまで続きました。私たちのフランス流おもてなしを楽しんで頂けて、とても嬉しかったです。塩の花をアピールする一真さんの写真につられて笑う、水曜日の夕方であります。
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