『八甲田連峰を見渡す長谷ぼたん園の新緑の丘に、今年も色彩豊かなボタンの大輪が咲き乱れた。5月22日、同園で始まった「南部町ぼたんまつり」は6月8日で盛況のうちに閉幕し、大勢の観光客らでにぎわった。
同園のボタンの種類は130種、植栽は8千本に及ぶ。初夏を思わせるような好天に恵まれ、例年より1週間ほど早く見頃を迎えた。このため、6月に入ってからは遅咲きのボタンが主役だったが、それを補うように咲き誇っていたのがシャクヤクだ。
よく似た花を咲かせるので、ボタンと混同されがちではあるが、ボタンが木であるのに対して、シャクヤクは草本である。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」。美人の姿や立ち居振る舞いに形容されるボタンとシャクヤクの競演が、まつり後半を大いに盛り上げた。
来年も、東北随一の規模を誇る南部町ぼたんまつりが楽しみだ。』
写真はフィリップの撮った牡丹と芍薬です。
編集部の広瀬さんに校正をして頂き、直された部分を見るたびになるほどと感心するのですが、学んだことが次に活かされていないような気がして、ちょっと情けなくなります。全く、教え甲斐のない生徒ですね。
さて、新聞表記だと、動植物名は基本的にカタカナ表記となるそうで、私の「牡丹」「芍薬」は「ボタン」「シャクヤク」に訂正されました。固有名詞や、慣用句、ことわざなどの中で使用される場合はそのままで構わないのだそうです。
私は個人的には漢字が好きで、カタカナ書きにはあまり馴染めないので、普段は極力漢字を使うようにしています。広瀬さんが校正してくださった文章に「メーン」という言葉が入っていたので、「主役」という言葉に替えてくださるようお願いしました。
「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」に、吉永小百合さんを思い浮かべてうっとりとする、金曜日の夕方であります。
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