2014年6月11日水曜日

スペイン産ワイン オノロ ベラ

先日、八戸カブ・シンフォニープラザ店のワイン売り場で、ワイン・エキスパートの久保さんと少し立ち話をする機会がありました。フィリップは、ワインに精通している人とフランスのワインの話をすることができて嬉しそうでした。久保さんはフランス語が出来ないと仰いますが、ワインの話になるとフィリップの言葉を理解して返事をして下さいます。フランス語発音での地名やワイン名を聞き取るのは難しいのに、さすがにエキスパートですね。

さて、この日の久保さんのおススメは、なんとスペイン産のワインでした。私たちは、先月「第3回 North 40-40 ワインと料理を楽しむ会」でスペイン産ワインを楽しませて頂きましたが、自分たちで買って飲むことはありません。どうしてもフランス産に集中してしまうのです。ですが、この日は久保さんが美味しいと仰るのだから間違いないだろうと、珍しくスペイン産ワインを買ってみることにしました。それがこちらの「オノロ ベラ」です。


久保さんによると、このワインは2013年2月に開催された、ロサンゼルスのアカデミー賞授賞式の後に開催されるパーティのひとつで使われたワインなのだそうです。授賞式ディナーにおける料理の総責任者、シェフであり実業家としても有名なオーストリア生まれのウルフギャング・パック氏があえて選んだワインだそうです。そう知って期待が高まりました。そして、飲んでみて驚きました。お値段はリーズナブルなのに、赤い果実の香りが豊かで、どっしりとした味わいのかなり美味しいワインだったからです。

この日フィリップがちゃっちゃと用意した二人の晩御飯、鶏の唐揚げと家庭菜園で収穫したサラダとのマリアージュもぴったりでした。


スペイン産のワインに驚かされた晩でした。それにしても、アカデミー賞授賞式の後に開催されるパーティとはどんな雰囲気で何を食べるのかしらと空想する、水曜日の午後であります。

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