2014年6月14日土曜日

ボルドーの額

私にとってフランスのノルマンディ地方は長年暮らした心の故郷ですが、フィリップの故郷であるボルドー地方にも特別な思いがあります。何度かバカンスに訪れたボルドー地方の青い空と葡萄畑の光景が目に焼き付いています。
 
 
このブログのこちらでご紹介しているように、ノルマンディ時代には和紙や着物の端切れなどを使って、額やランプなどを作って楽しんでいました。今日はその中から、2007年に着物地でひと房の葡萄を模って作った「ボルドー」という額と詩もどきをご紹介させて頂きたいと思います。
 
ガロンヌ川のように野生的で、
ビクトリー広場のように喜びにあふれ、
ロアン宮殿のようにおごそかで、
大審裁判所のようにたぐいまれで、
ブルゴーニュ門のようにもてなしが良く、
セント・ミッシェル大聖堂のように寛容で、
ピエール橋のように不滅な、
そんな自分でありたい。
 
この額は、通っていた大好きなカーヴに飾って頂いていたのですが、当時フランス在住だった知人みちるさんがフランス人のご主人クリストフのご両親へのプレゼントにと買ってくださいました。とても喜んでくださったそうで、みちるさんがこちらの写真を撮って送ってくださったのを見て感激したものです。
 
 
クリストフのご両親、そしてみちるさんとクリストフの愛息ウリスくんです。とても素敵なご家庭に飾って頂けて幸せです。
 
あれからもう7年もの年月が流れました。ああ、今度いつボルドーを訪れることができるだろうかと考えてため息をつく、土曜日のお昼前であります。
 
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