2014年4月15日火曜日

山羊のチーズ「シェーヴル」試食勉強会(後編)

昨日の山羊のチーズ「シェーヴル」試食勉強会(前編)に引き続き、今日もシェーヴルについて書いてみたいと思います。今日の主役は、山羊たちです。ナチュラルチーズ熟成専門カーヴ「チュネルドラコロンジュ」の藤澤祥子さん(メゾンモンス)が、シェーヴルに欠かせない美味しい乳を提供してくれるいろいろな種類の山羊たちについて、スライドを使ってご説明してくださいました。

ここでは、藤澤さんのスライドの内容を、ネットで見つけた写真と共にご紹介させて頂きます。

アルピンヌ:自然放牧での寒暖差に強く、爪が山肌の砂利や放牧の際の砂や小石に順応。フランスで最も飼育されている品種。


 サネン:スイス原産。酪農に最適。リットル当たりの蛋白質量29.0g。



ポワティヴァン:フランス原産。とても良い品質のミルク。リットル当たりの蛋白質量30.7g。


ロヴ:フランス原産。粗野、移動放牧。リットル当たりの蛋白質量31.5g。


コルス:フランス(コルシカ)原産。粗野、移動放牧。リットル当たりの蛋白質量33.0g。



 ピレネー:フランス(ピレネー)原産。粗野、生息する土地に適応。リットル当たりの蛋白質量33.4g。



さまざまな表情の山羊たちの顔を眺めながら、ノルマンディ時代、お散歩途中に出合った山羊たちのことなどを懐かしく思い出す、火曜日の夕方であります。 


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