2014年4月7日月曜日

復活祭のチョコレート(前編)

フランスでは、復活祭(イースター)のことを「パック(Pâques)」と呼びます。パックは通常、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に祝われ、今年は4月20日(日)だそうです。翌日の月曜も祝日となります。私たちは信者ではないのですが、ノエル(クリスマス)と同様に、このキリスト教のお祭りにはちょっぴり厳かな気持ちになります。

パックのひと月前位から、街のチョコレート屋さんのウィンドーが、パックを祝う様々な形のチョコレートでとても賑やかになります。ちょうど日本のバレンタインデーの時期の様な感じと言えるかもしれません。私たちも毎年、シェルブールの町のお気に入りのチョコレート屋さんをいくつか回って選び、フィリップの娘マリオンとエマにプレゼントしていました。昔の写真がありましたので、ご紹介します。

 2009年に選んだパックのチョコレート

2011年に選んだパックのチョコレート
 
この2011年の卵型のチョコレートは空洞になっており、中に小さなチョコレートや砂糖菓子がぎっしりと詰まっていました。パックのチョコレートは見るだけでも楽しく、選んだ後も二人でよくウィンドーを覗き込んでいたものです。
 
残念ながら今年はそうすることができないので、ネットにて、有名パティシエ、ショコラティエたちの2014年新作商品を見て楽しみました。
 
 
 
 
 

 
バラエティ豊かにまだたくさんあるので、明日また後編でご紹介したいと思います。パックのチョコレートに舌なめずりをする、月曜日の昼下がりであります。
 
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