特ににんにくは、「たっこにんにく」が東北では初めて地域団体商標として登録され、地域ブランドとなったそうです。「大間まぐろ」や「松坂牛」の仲間入りです。その美味しさの秘密は、中山間地ならではの寒暖差の大きい気候にあるそうです。
さて、近所の待ち合わせ場所に着くと、Kさんがすでに完全武装で待っていました。続いてYさんが、そしてM子さんが、今回初めてお目にかかるご夫妻を乗せて到着しました。先日の晩、話題に上がっていた、通称きのこ博士ご夫妻でした。
私達はM子さんの車に乗せて頂きました。運転するのはYさんです。その後にKさんが、車に草刈機を2台積んで出発しました。なぜ草刈機なのか、どういう場所に栗を拾いに行くのか、何時頃戻るのかなど、詳しいことは知らないのに訊きもせず、なにしろご機嫌で参加する私達でありました。
途中の南部町で「ファームヴィレッジなんぶ」に寄りました。地元の新鮮な野菜や果物を売る店です。以前覗きに行った時にはなかったのですが、今回は紅玉がありました。お料理やデザートにすると美味しい林檎です。きのこ博士の奥さんが箱で売っているのを見つけて下さり、フィリップは大喜びで、飛びついて買いました。
その後、ぶどう園、さくらんぼ園、りんご園など、豊富な果物農園を両側に見ながら車は走り、田子町に着きました。
栗拾いに出かける前に、あるお宅に寄りました。実はこれから向かう場所は、Yさんたちのお友達の、このIさんのお宅が所有している土地なのだそうなのです。手をつけずに放ってあり、以前は入ることさえ困難だった土地を、仲間たちの手で整備して、栗を拾える今の状態にまでし、定期的に草刈などの手入れを続けているのだそうです。愉快なIさんご夫妻にみんなでお茶とお菓子をご馳走になった後、また2台は走り、幅の狭いスリル満点の山道を抜け、その土地に到着しました。
前日の強風のせいか、いがに包まれた栗が地面にたくさん落ちていました。
KさんとYさんは草刈、残りの人たちは栗拾い開始です。5人で拾い歩いても、まだまだ拾い切れない程たくさんありました。
フィリップと二人で、かなり拾いました。虫食いのものや裂けたものを選り分けて残ったのが、買い物籠に一杯です。栗拾いの後は、M子さんが地面にお昼ご飯コーナーを設置して下さり、みんなで座ってカップ麺やおにぎりを頂きました。カップ麺を食べたのは何年ぶりでしょうか!風が冷たくなって来て少し寒かったので、熱いカップ麺はとてもありがたく、美味しかったです。
栗拾いと草刈を終えた後、車中でM子さんが「帰りに友達のみずを採りに寄ろう。」と言って電話をかけました。お友達がみずの生えている土地の所有者なのだそうです。電話口で彼女は「どうぞ、どうぞ、寄って採って行ってちょうだい。」との返事だったそうです。みずという山菜は市場で見かけますが、生えているところを見たことはありません。向かう先はどんなところだろうかと思ったら、うっそうとした杉林でした。
車を停めて、どんどん奥へ進んで行きます。ひたすら着いて行きます。
杉林の奥の湿地帯に、みずが生えていました。きのこ博士が食べ方を説明して下さいました。
帰りにまたIさんのお宅へ寄り、お茶とお菓子、美味しい「秘伝」という枝豆などを頂きながら、みんなの楽しいお喋りに耳を傾けました。
Iさんが趣味で栽培している、「シイホーロー」という中国野菜をお土産に頂きました。ズッキーニの仲間だそうです。
そんなこんなで、朝9時前から夕方まで、地元に密着した盛りだくさんの楽しい日曜日でした。
口笛を吹きながら、拾ってきた栗を一つずつ拭って準備するフィリップを眺めながら、青森県は良い所だなぁとしみじみと思う、秋晴れの体育の日の朝であります。
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まみさんこんにちは!毎日色々なところに出かけられて様々な体験をして秋を満喫してらっしゃる様子、何よりです!記事を読んでて私も青森県は良い所だなぁとしみじみと再確認させてもらいましたよ。
返信削除こちらもあきらの幼稚園の栗ノ木の実が少しずつ大きくなってきていて、あきらが毎日せっせと拾ってます。やっとほじくって食べられるくらいの大きさになってきたので、今日はじめて茹でて食べました。まみさんも同じ頃に栗を食べてたのかな~と思うと、なんだかほっこりした気持ちになります。フィリップの栗料理に期待!
れいちゃん、ブログ訪問とコメントをどうもありがとう!ノルマンディは随分寒くなった様子、風邪など引いていませんか?
返信削除あきらくんがせっせと拾っている様子が目に浮かびます(笑い泣き)フィリップの栗料理、近いうちに公開できるかと!またブログに遊びに来てね!